アンリツがS高、24年3月期業績予想を下方修正もアク抜け感強まる
アンリツ<6754>が急反騰しストップ高の1122円に買われている。30日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を1155億円から1115億円(前期比0.5%増)へ、営業利益を137億円から109億円(同7.2%減)へ、純利益を100億円から85億円(同8.3%減)へ下方修正したが、直近の株価下落で下方修正は織り込み済みとの見方が強く、アク抜け感から買われているようだ。
世界的なスマートフォンの出荷台数の減少などによる顧客の投資判断の慎重姿勢によって5Gスマートフォンの開発投資需要が減少しており、通信計測事業の業績見通しを下方修正したことが要因。また、環境計測事業で一部の大型案件の売り上げ計上予定時期が翌期へ変更となったことも響くとしている。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高508億9500万円(前年同期比5.7%減)、営業利益29億3400万円(同45.8%減)、純利益27億8900万円(同45.3%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
世界的なスマートフォンの出荷台数の減少などによる顧客の投資判断の慎重姿勢によって5Gスマートフォンの開発投資需要が減少しており、通信計測事業の業績見通しを下方修正したことが要因。また、環境計測事業で一部の大型案件の売り上げ計上予定時期が翌期へ変更となったことも響くとしている。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高508億9500万円(前年同期比5.7%減)、営業利益29億3400万円(同45.8%減)、純利益27億8900万円(同45.3%減)だった。
出所:MINKABU PRESS