エスペックは小安い、今期業績予想の上方修正も買い持ち高圧縮の売りに押される
エスペック<6859>は小安い。前週末27日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高は560億円から585億円(前期比10.6%増)、最終利益は36億5000万円から40億円(同20.1%増)にそれぞれ見通しを引き上げた。一方、全体相場が調整色を強めるなか、買い持ち高を圧縮する目的の売りが続き、株価を下押しする要因となったようだ。
上期(4~9月)は高速大容量通信などIoT分野や電気自動車(EV)シフトに伴う需要が継続し、受注が計画を上回って推移した。上期の業績が上振れして着地する格好となり、通期の業績予想に反映した。
出所:MINKABU PRESS
上期(4~9月)は高速大容量通信などIoT分野や電気自動車(EV)シフトに伴う需要が継続し、受注が計画を上回って推移した。上期の業績が上振れして着地する格好となり、通期の業績予想に反映した。
出所:MINKABU PRESS