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調整モードが警戒される中で、次のチャート上の注目ポイントは?=米国株

NY株式26日(NY時間12:20)
S&P500 4143.64(-43.13 -1.03%)

 本日も米株式市場は下値模索が続いている。IT・ハイテク株の下げが止まらない状況で、市場の雰囲気も悪化の一途を辿っている状況。S&P500は前日と本日の下げでポイントとして意識されていた4200を割り込む展開を見せており、200日線も下放れる動きを見せている。

 テクニカル的にも調整モードが警戒される水準に入って来ているが、次のチャート上の注目ポイントは4145で、この水準は来週中に試される可能性があるとの指摘が出ている。もし、4145を割り込むようであれば、7月からの下げが単なる調整であったとは考えられなくなり、弱気相場が再燃する可能性もあるとしている。そうなれば、3月安値の3800前後までの下落も警戒されとしている。

 一方、別のテクニカル・ストラテジストからは、下げの勢い自体は弱く、この下げが長続きしないと考える理由がいくつかあるとの指摘も出ている。S&P500のRIS(14日)が10月初旬の水準を上回って推移していることは、強気のダイバージェンスを示唆しており、反転の可能性があるという。本日の14日RSIは33で、今月の安値28を上回った。また、季節性も考慮すべき点だという。歴史的に10月のボラティリティは11月と12月の上昇につながることが多いという。

 もし、4200ドルを割り込む動きが短命に終わった場合、投資家はIT・ハイテク株に注目すべきだという。半面、小型株は短期的に下落の可能性があるとしている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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