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東京株式(大引け)=668円安、金利高嫌気した米ハイテク株安受けリスクオフ鮮明

 26日の東京株式市場はリスクオフの流れが一気に強まり日経平均は急落。3万1000円台を大きく割り込み、下げ幅は一時700円を超える場面もあった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比668円14銭安の3万601円78銭と3日ぶり大幅反落。プライム市場の売買高概算は13億3197万株、売買代金概算は3兆2880億円。値上がり銘柄数は325、対して値下がり銘柄数は1291、変わらずは44銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日の米ハイテク株安を受け市場のセンチメントが急速に悪化、日経平均株価は大きく下値を探る展開を強いられた。米長期金利が再び上昇基調を強め、グロース(成長)株への投資を回避する動きが強まっている。前日の米国株市場では決算発表を受けハイテク大手が大きく売り込まれるなど、投資家のリスク回避ムードが強く、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下落率の大きさが目立った。東京市場でもこれを受けて、主力株をはじめ幅広い銘柄に売りが波及した。日経平均は軟調な米株価指数先物を横目に先物主導で下げ幅を広げ、一時は700円あまりの下げで3万500円台まで水準を切り下げる場面もあった。また、大引けは若干下げ渋ったもののこの日の安値圏で着地している。プライム上場企業の8割近い銘柄が下落したが、全体売買代金は3兆2000億円台にとどまった。

 個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>が大幅安、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>なども大きく水準を切り下げた。ソフトバンクグループ<9984>の下げが目立つほか、ソニーグループ<6758>も軟調。ニデック<6594>も下値模索の動き。三菱商事<8058>が売られ、日立製作所<6501>も下落した。ネットプロテクションズホールディングス<7383>、関東電化工業<4047>、正興電機製作所<6653>などが急落、横河ブリッジホールディングス<5911>も大幅安となった。

 半面、KOKUSAI ELECTRIC<6525>が買い優勢だったほか、東京電力ホールディングス<9501>もしっかり。山崎製パン<2212>が大きく買われた。オルガノ<6368>が値上がり率トップとなり、野村マイクロ・サイエンス<6254>が上値追い継続。アーレスティ<5852>が物色人気に。

出所:MINKABU PRESS

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