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東京株式(大引け)=62円高、売り一巡後切り返す展開に

 24日の東京株式市場は朝方に高く始まった後、急速に値を崩したが、売り一巡後は戻り足となり結局前日終値を上回って引けた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比62円80銭高の3万1062円35銭と4日ぶり反発。プライム市場の売買高概算は14億8470万株、売買代金概算は3兆7241億円。値上がり銘柄数は1091、対して値下がり銘柄数は507、変わらずは61銘柄だった。

 きょうの東京市場では日経平均が朝方は高く始まった。前日までの3営業日で合計1000円以上も水準を切り下げていたことで、目先リバウンド狙いの買いが先行したが、朝方の上昇一巡後は売りが優勢となり、下値を探る展開に。中東情勢の不透明感や高止まりする米金利動向への警戒感からリスク回避目的の売りが止まらず、一時は400円以上も下落する場面があった。しかし、前場後半を境に日経平均は下げ渋る形に。後場寄りに一段安で始まったものの、その後は再び戻り足となり、プラス圏に浮上。3万1000円台を回復すると上値も重く、結局60円あまりの上昇で取引を終えた。期限付き所得減税など政府の経済対策の内容が伝わったことで、小売関連株の一角に買いが向かった。また、鉄鋼株の一角も買われ、全体株価の下支え効果を発揮した。

 個別では、ファーストリテイリング<9983>が買い優勢だったほか、ソフトバンクグループ<9984>も堅調、三菱重工業<7011>、ソシオネクスト<6526>が高く、ソニーグループ<6758>もしっかり。日本製鉄<5401>、日立製作所<6501>が値を上げ、資生堂<4911>も頑強だった。アンビスホールディングス<7071>が急騰、エアトリ<6191>も活況高となった。ウェルビー<6556>、メディアドゥ<3678>、ギフティ<4449>、力の源ホールディングス<3561>なども大きく水準を切り上げた。

 半面、ニデック<6594>が大商いのなか急落し値下がり率トップに売られたほか、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>なども軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも下値を探る展開に。第一三共<4568>が売りに押され、霞ヶ関キャピタル<3498>も値を下げた。川崎汽船<9107>が下落、寿スピリッツ<2222>も水準を切り下げた。

出所:MINKABU PRESS

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