日本高純度の24年3月期は一転営業減益の見通し、年間配当予想は20円増額
日本高純度化学<4973>は24日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の単体決算にあわせ、通期業績予想の下方修正を発表した。営業利益の見通しはこれまでの7億円から5億1000万円(前期比10.2%減)に引き下げた。増益見通しから一転、減益を見込む。一方、年間配当予想は20円増額して100円(前期比20円増配)に見直した。
今期の売上高の見通しは165億円から135億円(同16.9%減)に修正した。民生品やサーバー、データセンター向けの需要回復が想定よりも緩やかとなり、産機向けは中国経済の回復遅れなどにより低調な推移が見込まれるとして、影響を業績予想に反映した。また、同社は株主還元方針に関し、5%を下限とする自己資本配当率(DOE)を新たに導入することを決めた。9月中間期の売上高は前年同期比33.3%減の60億4200万円、最終利益は同46.9%減の2億200万円だった。
加えて同社は、スタンプ式めっき処理用電解金めっき薬品を開発したと発表。環境負荷を大幅に低減できるめっき処理に向け、サンプル評価への準備を進めていく。
出所:MINKABU PRESS
今期の売上高の見通しは165億円から135億円(同16.9%減)に修正した。民生品やサーバー、データセンター向けの需要回復が想定よりも緩やかとなり、産機向けは中国経済の回復遅れなどにより低調な推移が見込まれるとして、影響を業績予想に反映した。また、同社は株主還元方針に関し、5%を下限とする自己資本配当率(DOE)を新たに導入することを決めた。9月中間期の売上高は前年同期比33.3%減の60億4200万円、最終利益は同46.9%減の2億200万円だった。
加えて同社は、スタンプ式めっき処理用電解金めっき薬品を開発したと発表。環境負荷を大幅に低減できるめっき処理に向け、サンプル評価への準備を進めていく。
出所:MINKABU PRESS