フロイントはカイ気配スタート、6~8月期業績絶好調で受注残高は過去最高
フロイント産業<6312>は寄り付き大口の買い注文が流入し、カイ気配スタートとなった。製薬企業を主要顧客に造粒・コーティングを行う装置を製造しているが、後発医薬品メーカーの設備投資増強の動きを背景に需要好調で受注残高も過去最高水準にある。また、医薬品添加剤も好調だ。同社が12日取引終了後に発表した24年2月期上期(23年3~8月)業績は営業利益が1億7700万円(前年同期は6700万円の赤字)と急回復を果たしており、特に6~8月期が2億600万円と3~5月期の赤字を完全に吸収する形で大幅な伸びを示したことから、これを好感する買いを呼び込んでいる。
なお、同社の手掛ける造粒・コーティング装置はバルク型の全固体電池の製造工程にも応用が利くことで、今後中長期的にEV向けなどの特需を取り込む可能性もある。最近は米系ファンドが大株主に浮上するなど、機関投資家の実需買いの動きなども観測されている。
出所:MINKABU PRESS
なお、同社の手掛ける造粒・コーティング装置はバルク型の全固体電池の製造工程にも応用が利くことで、今後中長期的にEV向けなどの特需を取り込む可能性もある。最近は米系ファンドが大株主に浮上するなど、機関投資家の実需買いの動きなども観測されている。
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