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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3683 サイバーリンクス

東証S
744円
前日比
-1
-0.13%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.6 1.08 2.15 13.68
時価総額 84.7億円
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サイバリンクス Research Memo(6):償却・減損により無形固定資産が大幅減、自己資本比率は57.9%へ上昇


■サイバーリンクス<3683>の業績動向

3. 財務状況
2023年12月期第2四半期末の資産合計12,178百万円(前期末比567百万円減)となった。このうち、流動資産は5,677百万円(同498百万円増)となったが、主に現金及び預金の減少319百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の減少136百万円、棚卸資産の減少161百万円などによる。固定資産は6,501百万円(同68百万円減)となったが、主に有形固定資産の増加42百万円、無形固定資産の減少130百万円、投資その他の資産の増加20百万円などによる。無形固定資産のうち、のれんは減損損失及び償却により同290百万円減少して746百万円となった。流動負債は2,496百万円(同358百万円減)となったが、主に買掛金の減少306百万円、同1年内返済予定の長期借入金の減少17百万円などによる。固定負債は2,557百万円(同231百万円減)となったが、主に長期借入金の減少207百万円などによる。この結果、負債合計は5,054百万円(同590百万円減)となった。

純資産合計は、7,124百万円(前期末比23百万円増)となったが、主に新株予約権行使に伴う資本金の増加16百万円、資本剰余金の増加16百万円、新株予約権の減少9百万円などによる。この結果、2023年12月期第2四半期末の自己資本比率は57.9%(前期末は55.1%)となった。

4. キャッシュ・フローの状況
2023年12月期第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは574百万円の収入であったが、主な収入は税金等調整前四半期純利益385百万円、減価償却費(のれん含む)395百万円、売上債権の減少136百万円、棚卸資産の減少161百万円などで、主な支出は、仕入債務の減少306百万円などであった。投資活動によるキャッシュ・フローは514百万円の支出であったが、主な支出は有形固定資産の取得による支出による支出199百万円、無形固定資産の取得による支出346百万円などであった。財務活動によるキャッシュ・フローは380百万円の支出であったが、主な支出は長短借入金の返済による支出223百万円、配当金の支払額143百万円などであった。

この結果、期中に現金及び現金同等物は319百万円減少し、現金及び現金同等物の四半期末残高は1,938百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《SO》

 提供:フィスコ

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