東宝が軟調推移、今期は一転最終増益の見通しも6~8月期は最終減益
東宝<9602>が軟調推移。11日の取引終了後、24年2月期第2四半期(3~8月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。最終利益の見通しはこれまでの310億円から360億円(前期比7.7%増)に引き上げた。減益予想から一転して最終増益を見込む。ただ直近3カ月間となる6~8月期は最終減益となったほか、業績の上振れ自体は想定内と受け止める向きは多く、買い向かう姿勢は限られた。
営業収入は2600億円から2700億円(同10.5%増)に予想を見直した。主力の映画事業では3~8月期に「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」や「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」などヒットに恵まれた。TOHO animation作品の事業展開が好調だったほか、演劇事業、不動産事業も堅調に推移しており、業績予想に反映した。
出所:MINKABU PRESS
営業収入は2600億円から2700億円(同10.5%増)に予想を見直した。主力の映画事業では3~8月期に「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」や「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」などヒットに恵まれた。TOHO animation作品の事業展開が好調だったほか、演劇事業、不動産事業も堅調に推移しており、業績予想に反映した。
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