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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3992 ニーズウェル

東証P
378円
前日比
+15
+4.13%
PTS
377.7円
11:05 06/07
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.9 3.54 2.38 54.59
時価総額 154億円
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ニーズウェル Research Memo(2):金融系システム開発に強みを持つ独立系システムインテグレータ企業


■会社概要

1. 会社概要
ニーズウェル<3992>は、金融向けを中心に、基幹業務に関わるシステム開発を行う「業務系システム開発」、サーバー等ハードウェアの環境設計・構築・導入及びネットワーク環境における通信機器の設定を行う「基盤構築」、インターネットに接続された精密機器等で収集したデータを業務系システムに連動させて活用する「コネクテッド開発」、AIやRPA技術でDXをサポートする「ソリューション」の4つのサービスラインを展開する独立系のシステムインテグレータ企業である。

同社は、主力の「業務系システム開発」において生命保険・損害保険分野に強みを持ち、銀行・クレジットカード・証券でも多数の実績がある。2022年9月期には生命保険会社・大手ホテル・通信キャリアなどエンドユーザーとの直接取引が、同社の売上構成比の65.3%を占めた。

2. 沿革
同社は、経営計画の策定・改善業務・システム概要設計等の事業開発を行うことを目的に元代表取締役会長の故・佐藤一男(さとうかずお)氏が1986年10月に設立した。時代とともに企業等のIT化が進みシステムの需要が増加したため、1992年8月にシステム部を創設し、現在の主力である「業務系システム開発」サービスを開始した。その後、2012年10月に「基盤構築」サービスを、2013年4月に現在の「コネクテッド開発」の前身となる「組込系開発」サービスを、2017年10月に現在の「ソリューション」の前身となる「ソリューション・商品等売上」サービスをそれぞれ開始した。

2017年9月に東京証券取引所(以下、東証)JASDAQ(スタンダード)に上場した。2018年6月には東証第二部に市場変更し、2019年6月に東証第一部へ移行した。2022年4月の東証再編に伴い、同社は東証プライム市場へ移行した。

2021年10月には零壱製作の発行済株式の70%を取得し、2022年10月には(株)ビー・オー・スタジオ及びコムソフト(株)の全株式を取得し、それぞれ子会社とした。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)

《SO》

 提供:フィスコ

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