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東京株式(大引け)=751円高、米株高受け買い戻し加速し今年最大の上げ幅に

 10日の東京株式市場は主力株中心にほぼ全面高商状に買われ日経平均は急反騰、今年最大の上げ幅で3万1000円台後半まで一気に水準を切り上げた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比751円86銭高の3万1746円53銭と大幅反発。プライム市場の売買高概算は14億8469万株、売買代金概算は3兆4982億円。値上がり銘柄数は1599、対して値下がり銘柄数は197、変わらずは41銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方からリスク選好の地合いで、日経平均は買い先行で始まった後、先物主導で一貫して上げ幅を広げる展開となった。祝日をはさみ3連休明けとなった東京市場だったが、前週末と週明けに米国株市場が上値指向を鮮明としたことで、空売り筋の買い戻しを誘発した。前週末に発表された米雇用統計は非農業部門の雇用者数の伸びが事前予想を大幅に上回ったものの、米国株市場ではNYダウなど主要指数が結局高く引け、その後、中東の地政学リスクが顕在化した後も上値指向が続いた。東京市場でも売り方が高水準にショートポジションをとっていた関係で、その買い戻しが全体指数を押し上げる格好となった。時間外で米長期金利が低下したことも追い風となったようだ。日経平均は一時800円を超える上昇を示し、大引け時点の値上がり銘柄数はプライム市場の87%を占めている。

 個別では、きょうも群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が大幅高に買われたほか、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体主力銘柄が値を飛ばした。トヨタ自動車<7203>が商いを伴い上昇、INPEX<1605>、三菱重工業<7011>も買いを集めた。伊藤忠商事<8001>が活況高となり、川崎汽船<9107>など海運株の物色人気も際立った。三陽商会<8011>が値上がり率トップに買われ、ワキタ<8125>、藤倉コンポジット<5121>、霞ヶ関キャピタル<3498>なども大幅高となった。

 半面、安川電機<6506>が軟調、日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>など空運株も売りに押された。資生堂<4911>も冴えない。マルマエ<6264>が大幅安、サカタのタネ<1377>、コジマ<7513>、ワタミ<7522>なども値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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