<注目銘柄>=ブロドリーフ、自動車整備の不正検知サービスに成長の予感
ブロードリーフ<3673>の下値切り上げ型の株価修正を期待したい。同社は自動車整備業者や部品商向けのクラウド型の業務支援サービスなどを展開。23年12月期はクラウド償却費や開発原価の増加により、2期連続の営業赤字を見込むものの、6月中間期はクラウドサービスの売上高が前年同期比で倍増となり、赤字幅は計画比で縮小して着地した。月額サブスク型のソフトウェアサービスのユーザー数が増加したほか、非モビリティー産業向けもコロナ禍からの需要回復を追い風に好調に推移した。業況のモメンタムが回復基調にあり、24年12月期の営業黒字化の期待が膨らむ。直近では国内有力証券による目標株価の引き上げもあった。
中古車販売大手の不祥事が発覚するなか、同社は8月、自動車整備業者や中古車販売店の業務の不正を検知する機能を、自社のクラウドサービスに搭載すると発表。中古車業界が消費者の信頼回復に取り組むなか、同社のサービスへの引き合いが一段と強まりそうだ。5月にはトヨタ自動車<7203>傘下のトヨタファイナンスと、自動車ローンに関する業務の簡素化に向けたシステム連携の強化も発表。業容拡大に向け着実に手を打っている。株価は9月中旬以降、戻り売りに押される展開が続いたが、500円割れの局面では押し目買いに動く投資家が現れるようになった。年初来高値の566円を突破すれば、600円台回復へ株価に更なる浮揚力が働きそうだ。(碧)
出所:MINKABU PRESS
中古車販売大手の不祥事が発覚するなか、同社は8月、自動車整備業者や中古車販売店の業務の不正を検知する機能を、自社のクラウドサービスに搭載すると発表。中古車業界が消費者の信頼回復に取り組むなか、同社のサービスへの引き合いが一段と強まりそうだ。5月にはトヨタ自動車<7203>傘下のトヨタファイナンスと、自動車ローンに関する業務の簡素化に向けたシステム連携の強化も発表。業容拡大に向け着実に手を打っている。株価は9月中旬以降、戻り売りに押される展開が続いたが、500円割れの局面では押し目買いに動く投資家が現れるようになった。年初来高値の566円を突破すれば、600円台回復へ株価に更なる浮揚力が働きそうだ。(碧)
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