SBSホールディングス---SBSロジコムと東洋運輸倉庫が合併
SBSホールディングス<2384>は2日、子会社のSBSロジコムが、同社が100%株式を所有する東洋運輸倉庫と合併したことを発表。合併形態はSBSロジコムによる吸収合併で、存続会社はSBSロジコムとなる。
東洋運輸倉庫は1960年に創業し、通関からエンドユーザーまで、アセット型複合一貫物流が強みの物流会社。主にアパレルやスポーツ用品などを取り扱い、東京臨海部の東扇島(神奈川県川崎市)、若洲(東京都江東区)に自社の大型倉庫を保有し、好立地の安定稼働で堅調な実績を上げてきた。2021年1月のSBSグループ入り後はその強みを活かしつつ、食品物流の倉庫運営に携わる等、業務を拡大してきた。
SBSロジコムと東洋運輸倉庫は、事業領域や倉庫の立地が近く、親和性が高い2社が経営を統合することで、更なる相乗効果が発揮されると考え、今回の合併合意に至った。両社はすでに、一部事業の協業や人事面での交流を進めているが、経営を一本化することで、シナジー効果を更に加速し、2社を含めたロジコムグループの総合力向上を目指す。
SBSロジコムは、東洋運輸倉庫の64年にわたる複合一貫物流のノウハウとSBSロジコムの強みである営業・現場オペレーション力と掛け合わせることで、SBSグループの2023‐2025中期経営計画「SBS Next Stage 2025」の達成に向けてまい進していく。
《SI》
提供:フィスコ