ワークマンが6日続落し連日で年初来安値更新、1ドル=150円接近で円高メリット株に売り圧力
ワークマン<7564>が6日続落し、年初来安値を連日で更新。ニトリホールディングス<9843>が売られ、神戸物産<3038>が軟調に推移するなど、円高メリット株に売り圧力が掛かっている。この日は午後に一時1ドル=149円80銭台まで円売りが進み、対ドルで円は年初来安値をつけた。米国での政府機関の閉鎖が回避されたことを受け、時間外取引で米長期金利が上昇。一方、日銀は10月の国債の買い入れ予定について、長期ゾーンの「残存期間5年超10年以下」を対象とする買い入れオペを4日に追加すると発表した。日銀は前週末9月29日にも臨時の国債買い入れオペを実施するなど、金利上昇の抑制に動いている。きょうの債券市場では、買い入れ予定の追加公表後に債券価格の下落(金利の上昇)は一服。日米金利差の拡大による円の先安観が強まるなか、円高メリット企業に対しては、収益の下振れ懸念が強まっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
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