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今日の為替市場ポイント:米政府機関の一部閉鎖を警戒してドル買い抑制の可能性


28日のドル・円は、東京市場では149円63銭から149円21銭まで下落。欧米市場では149円50銭まで買われた後、149円15銭まで下落し、149円30銭で取引終了。本日29日のドル・円は主に149円台で推移か。米政府機関の一部閉鎖のリスクは除去されていないため、ドル買いは抑制される可能性がある。

米連邦政府予算を巡る議会の協議は引き続き難航しており、政府機関が一部閉鎖されるリスクは除去されていない。報道によると、米国務省のミラー報道官は9月28日、「政府機関閉鎖を想定した緊急時対応策を策定している」と述べた。ミラー報道官は記者団に対して「議会で予算案を巡る合意は得られるとの希望はあるが、不測の事態に備えている」と伝えた。関係者によると、政府機関が一部閉鎖されても、米国の大使館と領事館は業務を継続し、パスポートとビザに関する手続きは十分な資金がある限り継続される。ただ、一部の対外援助プログラムは資金不足に陥る可能性がある。

28日の米国株式市場は上昇したが、米国債市場では政府機関の一部閉鎖の可能性があることから、債券利回りは弱含みとなった。外為市場では米長期金利の低下を受けたドル売りが観測されたが、政府機関の一部閉鎖に備えて投資家の間ではリスク選好的な為替取引を手控える動きが出ているようだ。`

《CS》

 提供:フィスコ

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