ニイタカが急動意、6~8月期売上高2割増で営業減益も進捗率3割で底値買いを誘発
ニイタカ<4465>が全体下げ相場に逆行して上昇、一時8.7%高と値を飛ばし2143円まで駆け上がる場面があった。ここ2カ月にわたり底値ボックス圏での推移だが、足もとで動きを一変させ、13週・26週移動平均線を一気に上抜いた。同社は業務用洗剤などを手掛けるが23年5月期は営業利益段階で53%減益と落ち込んだ。前日の取引終了後に24年5月期第1四半期(23年6~8月)の業績を発表、営業利益は前年同期比19%減の2億8800万円と低調だったが、売上高は同18%増の55億600万円と大幅に伸びた。また、営業利益についても第1四半期は減益ではあったが、通期計画の10億円(前期比17%増)に対する進捗率は29%に達しており安心感につながっている。信用買い残も枯れた状態で株式需給面も上値が軽い。
出所:MINKABU PRESS
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