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話題株ピックアップ【夕刊】(3):トルク、monoAI、HOUSEI

■トルク <8077>  318円  +18 円 (+6.0%)  本日終値  東証プライム 上昇率3位
 トルク<8077>が大幅高で4連騰、6月中旬につけた年初来高値302円を約3カ月半ぶりに上回り、新値街道に突入した。ネジの専門商社で建設用ボルト及びナットでは取り扱い首位。都市再開発プロジェクトや公共投資需要を追い風にトップラインが伸びているほか、新受注システム導入に伴う効率化で利益拡大が目覚ましい。23年10月期は営業利益が前期比84%増の7億7000万円を見込むなど絶好調。株価が300円近辺で値ごろ感があるほか、PBR0.6倍台で水準訂正期待の買いを引き寄せている。

■monoAI <5240>  723円  +39 円 (+5.7%)  本日終値
 monoAI technology<5240>が反発。同社は26日取引終了後、人工知能(AI)及びロボティクス関連アプリケーション開発を中心に各種サービスを展開しているロボアプリケーションズ(東京都台東区)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表。買収実行日は今月29日を予定。同社はこの買収により、自社のXR(現実世界と仮想世界を融合する技術の総称)事業とロボアプリケーションズのドローン、AIロボット事業を統合することで、新たなビジネス機会を開拓し、顧客に対する価値を向上させることが期待できるとしている。

■HOUSEI <5035>  522円  +28 円 (+5.7%)  本日終値
 HOUSEI<5035>が切り返し急。同社は新聞社などを主要顧客に紙媒体の編集システム開発・運用を手掛けるほか、越境EC事業なども展開している。26日取引終了後、世界33カ国で利用実績を持つマレーシアTimeTec社の勤怠管理システム「TimeTec」の日本販売権を獲得したことを発表、これを手掛かり材料に買いを呼び込む形となった。株価は今月6日を境に急速に水準を切り下げる展開で、前日は一時491円まで売り込まれ年初来安値を更新していただけに、目先値ごろ感からの買いも誘導している。

■VIX短先物 <1552>  718円  +37 円 (+5.4%)  本日終値
 国際のETF VIX短期先物指数<1552>が急伸し5連騰。同ETFは「恐怖指数」と称される米VIX指数とリンクしており、米国市場の波乱時に上昇する特性を持つ。26日の米VIX指数は前日に比べ2.04(12.07%)ポイント高の18.94に上昇した。一時19.50と警戒ラインとされる20に迫った。同日の米株式市場で、NYダウは388ドル安と反落。米長期金利上昇が嫌気されたほか、米議会の協議が難航し10月からの新年度の予算が成立せず一部政府機関が閉鎖される可能性があることが警戒された。こうしたなか、VIX短先物は上昇している。

■セグエグループ <3968>  1,001円  +46 円 (+4.8%)  本日終値  東証プライム 上昇率8位
 セグエグループ<3968>が急反発し、1000円の大台に乗せた。26日の取引終了後、スタンダード市場への選択を行わず、プライム市場の上場維持基準の適合に向けた取り組みを継続すると発表した。企業価値の向上に向けた活動が更に活発化すると見込んだ投資家の買いが入ったようだ。同社は25日終値基準で流通株式時価総額の上場維持基準に適合していないものの、足もとの事業環境や現中期目標期間で進める先行投資を踏まえると、業績の拡大と株価評価の向上によって流通株式時価総額の基準を満たせると判断した。基準適合に向けて「強い意志」をもって計画に基づく取り組みを進め、企業価値の向上を図る。IR(投資家向け広報)やコーポレートガバナンスの一層の充実も目指すとしている。

■ハウスコム <3275>  950円  +40 円 (+4.4%)  本日終値
 ハウスコム<3275>が3日ぶりに反発。26日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、光通信<9435>グループの光通信によるハウスコム株式保有割合が5.04%となり、新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入ったようだ。なお、保有目的は純投資としている。

■テクノスジャパン <3666>  735円  +31 円 (+4.4%)  本日終値
 テクノスジャパン<3666>は大幅反発。同社はERP(統合基幹システム)、CRM(顧客管理システム)の導入支援など企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)コンサルティングを主力展開している。大型案件の寄与で足もとの業績は好調に推移している。26日取引終了後、24年3月期の業績予想の修正を発表、最終利益を従来予想の9億5500万円から12億6000万円(前期比40%増)に大幅増額した。保有する有価証券の一部売却に伴う特別利益計上が反映される見通し。これを材料視する形で投資資金が集中する形となった。

■HMT <6090>  729円  +17 円 (+2.4%)  本日終値
 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090>が3日ぶりに反発。26日の取引終了後、生体内に極微量しか存在しない特殊なアミノ酸の新たな解析手法を開発し、サービスの提供を開始したと発表しており、好材料視された。水溶性代謝物のなかでも重要なアミノ酸19種類に着目し、それぞれの鏡像異性体(キラル分子)を解析する新たな「キラル分析」手法を開発したという。基礎研究領域だけではなく、バイオマーカー探索などの医療分野や機能性の違いに着目した化粧品開発分野、更においしさを評価する食品開発支援などの幅広い分野での分析に応用が期待できるとしている。なお、同サービスが業績に与える影響は軽微としている。

■WHDC <3823>  87円  +2 円 (+2.4%)  本日終値
 THE WHY HOW DO COMPANY<3823>が動意。26日の取引終了後、新事業を開始すると発表。子会社を設立して運送事業を始めるとしており、今後の展開を期待した買いが入ったようだ。資本・業務提携先である株式会社ダイコーホールディングスグループ(東京都中央区)との協業によって運送業界におけるノウハウをもとに、新たな独自物流網の構築を行う。事業開始日は11月1日の予定。

■セラク <6199>  1,318円  +28 円 (+2.2%)  本日終値
 セラク<6199>は反発。午前11時ごろ、ChatGPTの企業向けサービスである「NewtonX」製品版をリリースしたと発表しており、好材料視された。同社は9月1日、ChatGPTの企業向けサービス「NewtonX」の無償トライアルを開始したが、トライアルで得た3000人を超えるユーザーの声をもとにアップデートし一般販売を開始したという。なお、同社では10月25日から27日まで開催される「Japan IT Week営業DX EXPO」と10月26日に開催される「Gen AI EXPO ChatGPT・生成AIはビジネスをどう変えるのか」の2つの展示会に出品するとしている。

●ストップ高銘柄
 光・彩 <7878>  6,860円  +1,000 円 (+17.1%) ストップ高   本日終値
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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