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話題株ピックアップ【夕刊】(2):安川電、アイル、ギグワークス

■武蔵野銀行 <8336>  2,936円  +22 円 (+0.8%)  本日終値
 武蔵野銀行<8336>が底堅い。26日の取引終了後、発行済み株式総数の1.18%に相当する40万株の自社株消却を29日に実施すると発表した。取得総数40万株を上限とする自社株買いの実施を発表した5月の段階で、取得した自社株は9月末までに消却する方針を示していた。予定通り消却が実施されることとなり、再放出による潜在的な需給悪化への警戒感が和らいだとの受け止めが出たようだ。加えて、時間外取引で米国の長期金利の低下が一服したことを受けて、銀行株を買い戻す動きもみられ、武蔵銀の株価は後場に日中高値をつけた。

■パイオラックス <5988>  2,411円  +11 円 (+0.5%)  本日終値
 パイオラックス<5988>が後場にプラス圏に浮上した。27日、オランダに欧州地域の販売会社を設立すると発表した。自動車のEV(電気自動車)化やCASE(コネクテッド・自動運転・シェアリング・電動化)対応が進む欧州で、主力商品の自動車内外装部品のほか、バッテリーやセンサー、モーターに関連した商品領域を強化するという。同社は日産自動車<7201>を主要取引先としているが、欧州系自動車メーカーへの次世代自動車向け部品の納入拡大を期待した買いが入ったようだ。販売会社は2024年の設立に向け準備を進めているという。

■安川電機 <6506>  5,399円  +24 円 (+0.5%)  本日終値
 安川電機<6506>が朝安後にプラスに転じた。この日、中国人民銀行が、為替レートを適切な水準に維持する方針を示すとともに、景気回復を支援するために的確で力強く金融政策を実施すると表明したと伝わった。これを受け、香港ハンセン指数や上海総合指数が上昇。東京市場では中国関連と位置付けられる銘柄を買い戻す動きが出たようだ。キーエンス<6861>が上昇し、ツガミ<6101>やピジョン<7956>などが底堅く推移する。

■アイル <3854>  3,950円  +15 円 (+0.4%)  本日終値
 アイル<3854>が4日続伸。岩井コスモ証券は26日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を2850円から4400円に引き上げた。同社は独立系のシステム開発会社。23年7月期の連結業績は売上高が前の期比23.0%増の159億2400万円、営業利益が同68.9%増の35億4700万円と計画を超過する好業績だった。プロジェクト管理の効率化と案件規模の大型化に成功したことが寄与した。24年7月期の売上高は前期比6.1%増の169億円、営業利益は12.8%増の40億円の計画だが、同証券ではそれぞれ172億5000万円と41億2500万円への増額修正を予想。売上高の伸長は緩やかだが、営業利益率の改善は進むとみている。

■スギホールディングス <7649>  6,052円  -265 円 (-4.2%)  本日終値  東証プライム 下落率4位
 スギホールディングス<7649>が反落。26日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算は、売上高3665億6400万円(前年同期比10.3%増)、営業利益172億8700万円(同11.9%増)、純利益102億6500万円(同14.3%増)と2ケタ増収増益となったものの、材料出尽くし感から売られたようだ。物販領域で外出需要や食品需要の高まりが続いたことにより関連商品の売り上げが増加するとともに、猛暑により季節商品が堅調に推移した。また、調剤領域では花粉症や風邪、インフルエンザの流行に加えて、新型コロナウイルス感染症の拡大により処方箋の応需枚数が増加した。このほか、回復するインバウンド需要の取り込みに向けて都市部への追加出店を開始したことも寄与した。24年2月期通期業績予想は、売上高7245億円(前期比8.5%増)、営業利益330億円(同4.2%増)、純利益200億円(同5.2%増)の従来見通しを据え置いている。

■日経レバ <1570>  19,605円  -20 円 (-0.1%)  本日終値
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が大幅続落、一時475円安の1万9150円まで売り込まれフシ目の1万9000円大台攻防の様相を呈してきた。仮に1万8000円台に水準を切り下げた場合、8月25日以来約1カ月ぶりとなる。日経レバは日経平均株価に連動する仕組みで組成されたETFで、価格変動率は日経平均の値動きの2倍に基本設定されている。全体相場のボラティリティが高まると個人投資家を中心に短期利ザヤ狙いの資金流入が活発化する傾向がある。ここ米長期金利の上昇を嫌気する形で米株市場が下値模索の展開にあり、前日はNYダウが388ドル安と3月22日以来約半年ぶりの下げ幅を記録、26週移動平均線を陰線で下放れる格好となった。これを受け東京市場でもリスク回避目的の売りが誘発され、日経平均は3万2000円台を割り込んだ。日経レバもこれに連動して大きく水準を切り下げているが、需給面では前週末22日時点で売り残が減少する一方、買い残が増加し信用倍率は1.48倍まで上昇するなどやや強気優勢に傾いていた。

■ギグワークス <2375>  375円  +61 円 (+19.4%) 一時ストップ高   本日終値
 ギグワークス<2375>が急騰。同社は26日、100%子会社のGALLUSYSが、クシム<2345>の子会社であるチューリンガムと共同開発を進めるブロックチェーンゲーム「SNPIT(スナップイット)」のストラテジックアドバイザーに、作詞家で音楽プロデューサーの秋元康氏が就任すると発表。これを手掛かり視した買いが集まったようだ。クシムも商いを伴って急伸している。SNPITは、スマートフォンのカメラで撮影した写真により、独自のトークンを獲得できるゲーム。アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに拠点を置くZEAL NOVA DMCCがパブリッシングを行う。ギグワークスは11日、子会社である日本直販の総合プロデューサーに秋元氏が就任すると発表していた。秋元氏ならではの企画とプロモーションを進行させることで、Web3の普及を図るとしている。

■光・彩 <7878>  6,860円  +1,000 円 (+17.1%) ストップ高   本日終値
 光・彩<7878>がストップ高。26日の取引終了後、10月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げるとともに、流通株数の増加により株式の流動性を高めて投資家により投資しやすい環境を整え、投資家層の更なる拡大と株主数の増加を図ることが目的としている。

■西華産業 <8061>  2,298円  +166 円 (+7.8%)  本日終値  東証プライム 上昇率トップ
 西華産業<8061>が急反発。26日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想を修正したと発表した。営業利益は14億円から19億円(前年同期比31.6%増)に見通しを引き上げた。減益予想から一転、営業増益で着地する見込みとなり、好感されたようだ。9月中間期の最終利益予想は10億円から14億円(同65.9%増)に増額修正した。半面、売上高については425億円から390億円(同3.6%減)に予想を引き下げた。大口案件の受け渡しが第3四半期(10~12月)以降に繰り延べされたことが売上高の見通しを押し下げるものの、販売価格の改善が進み、利益は上振れる見込みとなった。通期の業績予想は精査中として、開示すべき事項が発生した場合は速やかに開示するとしている。

■FLネット <9241>  1,501円  +85 円 (+6.0%)  本日終値
 フューチャーリンクネットワーク<9241>が急反発。26日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書(変更報告書)で、宮脇邦人氏の保有割合が5.01%から7.05%に上昇したことが判明しており、需給思惑的な買いが入ったようだ。なお、保有目的は純投資としている。

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