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東京株式(大引け)=363円安、一段の円安も半導体などハイテク株主導で安値引け

 26日の東京株式市場はリスク回避目的の売りが再び優勢となった。日経平均は安く始まった後も下値模索の動きを続け、引け際一段安で安値引けとなった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比363円57銭安の3万2315円05銭と大幅反落。プライム市場の売買高概算は13億1856万株、売買代金概算は3兆2590億円。値上がり銘柄数は495、対して値下がり銘柄数は1280、変わらずは61銘柄だった。

 きょうの東京市場は終始軟調な地合い。朝方からリスクオフの流れに傾き、日経平均は寄り後に急速に値を崩す展開を強いられた。前日の欧州株市場がほぼ全面安商状で、米国株市場ではNYダウが終盤小幅プラス圏に浮上して引けたものの、上値の重い展開だった。FRBによる金融引き締めが長期化することへの警戒感が買いを手控えさせている。米長期金利の上昇を背景にハイテク系グロース株には向かい風が強く、東京市場でも半導体主力銘柄などに売りがかさみ全体指数を押し下げた。外国為替市場では日米金利差を背景に1ドル=149円台まで円安が進行したが、これを好感する動きは限定的だった。値下がり銘柄数はプライム上場銘柄の約7割を占めた。業種別では33業種中24業種が安く、海運や銀行株が買われる一方、医薬品や機械、電機セクターに売りが目立っている。

 個別では、レーザーテック<6920>が軟調なほか、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連に売りが目立つ。キーエンス<6861>も値を下げた。エーザイ<4523>が大きく売られ、三菱重工業<7011>も下落した。ダイキン工業<6367>も冴えない。インフォマート<2492>が値下がり率トップに売られ、ラクスル<4384>も大幅安。円谷フィールズホールディングス<2767>の下げも目立つ。チェンジホールディングス<3962>も安い。

 半面、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが高く、川崎汽船<9107>など海運株も上昇した。武田薬品工業<4502>が堅調、任天堂<7974>もしっかり。楽天銀行<5838>が値上がり率トップに買われ、極東証券<8706>も値を飛ばした。マクニカホールディングス<3132>が高く、T&Dホールディングス<8795>も人気。千葉興業銀行<8337>も上昇した。

出所:MINKABU PRESS

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