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株価指数先物【引け後】 3万2420円処の支持線水準での底堅さを見極め


大阪12月限
日経225先物 32480 +210 (+0.65%)
TOPIX先物 2364.5 +6.0 (+0.25%)

 日経225先物(12月限)は前日比210円高の3万2480円で取引を終了。寄り付きは3万2340円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2265円)を上回り、買いが先行した。その後は軟化し一時3万2180円まで売られる場面も見られたが、前場中盤にかけて再び上昇に転じ、25日、75日移動平均線水準での攻防を経て、前場終盤にかけて3万2450円まで買われた。ランチタイムでは両線を上回って推移する底堅い値動きを見せ、後場に入ると節目の3万2500円を回復し3万2520円まで買われた。終盤にかけては3万2440円~3万2500円辺りの高値圏での保ち合いを継続した。

 日経225先物は買い一巡後にショートを仕掛けてくる動きが見られたものの下値は限られ、その後のリバウンドにより、25日、75日線水準での底堅さが見られるなか、節目の3万2500円を回復してきた。グローベックスのNYダウ先物が100ドル高、ナスダック100先物は60ポイントほど上昇して推移していたことも追い風となったようだ。

 日経225先物は自律反発の域は脱せなかったものの、25日、75日線が位置する3万2420円辺りが支持線として意識されてくる可能性がある。今週は需給イベントが控えており、リバランスに伴う影響を受けやすいものの、先週の主要中央銀行の金融政策決定会合が通過したこともあり、仕掛け的なトレードは手控えられそうである。大きなトレンドは出にくいものの、下値の堅さがみられるため、先週の大幅な下げに対する押し目待ち狙いのロング対応に向かわせよう。

 また、岸田首相は萩生田光一政調会長に対し、経済対策の柱立てを示し、党内で検討するよう指示したと報じられている。政策期待を背景にショートが入りづらくなる可能性もあり、短期的にはロングも意識されやすいと考えられる。3万2420円辺りの支持線水準での底堅さを見極めつつ、まずはボリンジャーバンドの+1σが位置するオプション権利行使価格の3万2875円がターゲットになる可能性がありそうだ。一方、支持線を下回ってくると-1σの3万1960円が射程に入る。

 なお、NT倍率は先物中心限月で13.73倍に上昇した。下向きのトレンドは継続しているが、先週の下落で1月安値水準まで低下したこともあり、目先的にはNTショートの巻き戻しが入りやすいと考えられる。

 手口面では、日経225先物は野村証券が3064枚、UBS証券が1180枚、シティグループ証券が618枚、ドイツ証券が149枚、ビーオブエー証券が149枚の買い越しに対して、ABNクリアリン証券が1674枚、HSBC証券が1475枚、SBI証券が597枚、みずほ証券が288枚、JPモルガン証券が237枚の売り越しだった。

 TOPIX先物は、野村証券が1973枚、ゴールドマン証券が1526枚、みずほ証券が1514枚、ビーオブエー証券が1002枚、SBI証券が404枚の買い越しに対して、SMBC日興証券が2508枚、BNPパリバ証券が2344枚、バークレイズ証券が1114枚、JPモルガン証券が967枚、ソシエテジェネラル証券が633枚の売り越しだった。

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