東京株式(寄り付き)=売り先行、FOMC後の米ハイテク株安が重荷
21日の東京株式市場は売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比158円安の3万2865円と続落。
前日の米国株市場では取引後半に大きく値を崩す展開となり、ハイテク株中心にリスク回避目的の売りに晒された。注目されたFOMCでは事前予想通り政策金利が据え置かれたが、ドットチャートやパウエルFRB議長の記者会見で年内の追加利上げの可能性が示唆されたことで、これが投資家心理を冷やす格好となった。これを受けて東京市場でも足もと売り優勢の地合いとなっている。外国為替市場で円安に振れていることは輸出セクター中心にポジティブに作用しやすいものの、あすの日銀金融政策決定会合を控え、積極的な買いは見込みにくい状況にある。
出所:MINKABU PRESS
前日の米国株市場では取引後半に大きく値を崩す展開となり、ハイテク株中心にリスク回避目的の売りに晒された。注目されたFOMCでは事前予想通り政策金利が据え置かれたが、ドットチャートやパウエルFRB議長の記者会見で年内の追加利上げの可能性が示唆されたことで、これが投資家心理を冷やす格好となった。これを受けて東京市場でも足もと売り優勢の地合いとなっている。外国為替市場で円安に振れていることは輸出セクター中心にポジティブに作用しやすいものの、あすの日銀金融政策決定会合を控え、積極的な買いは見込みにくい状況にある。
出所:MINKABU PRESS