扶桑化学が続落、工業用途需要落ち込み長引き24年3月期業績予想を下方修正
扶桑化学工業<4368>が続落している。15日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を693億円から605億円(前期比11.6%減)へ、営業利益を138億円から109億5000万円(同42.2%減)へ、純利益を94億5000万円から79億円(同44.1%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
ライフサイエンス事業で、工業用途の需要落ち込みが想定より長期化していることに加えて、海外市場で中国市場、欧州経済の低迷の影響が顕在化し需要が大きく落ち込んでいることが要因。また、電子材料及び機能性化学品事業で、半導体市場の低迷が想定より大きく長期化しており、主力製品である超高純度コロイダルシリカの売上高が計画を下回る見通しという。
出所:MINKABU PRESS
ライフサイエンス事業で、工業用途の需要落ち込みが想定より長期化していることに加えて、海外市場で中国市場、欧州経済の低迷の影響が顕在化し需要が大きく落ち込んでいることが要因。また、電子材料及び機能性化学品事業で、半導体市場の低迷が想定より大きく長期化しており、主力製品である超高純度コロイダルシリカの売上高が計画を下回る見通しという。
出所:MINKABU PRESS