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ダウ平均は反発 FOMC待ちの雰囲気が強まる=米国株前半

NY株式18日(NY時間12:52)
ダウ平均   34720.61(+102.37 +0.29%)
ナスダック   13744.80(+36.47 +0.26%)
CME日経平均先物 33105(大証終比:-175 -0.53%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。市場では今週のFOMC待ちの雰囲気が強まっており、投資家の間では据え置きをほぼ確実視されているが、ここからFRBがどのようなスタンスを取るのかを見極めようとしている。

 その意味でもFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)は注目を集めそうだ。現在、市場ではあと1回の利上げの可能性を示唆してくるとの見方が多い。ドット・プロットがどのような姿勢を示すかは11月と12月の金利予想にとって極めて重要だが、短期金融市場では年内の利上げ確率を48%と五分五分と見ている。

 先週のインフレ指標は見た目は追加利上げを正当化する内容ではあるものの、エネルギー価格上昇の影響が大きく作用し、それを除けば、インフレ鈍化を示唆する内容とも受け止められている。米株式市場でもそれ自体に対するネガティブな反応は限定的だった。

 市場はエネルギー価格上昇が、今後どう波及してくるのかに注目しているが、労働市場が依然として底堅く推移する中で、物価上昇は今後も続く可能性があるとの声も出ている。また、現在進行中の全米自動車労組(UAW)のストライキが物価に上昇圧力をかける可能性も指摘されている。ストライキでは大幅な賃上げの可能性もあり、最近の労使交渉の成功と相まって、賃金上昇期待を下支えしている。なお、本日の自動車株は軟調な値動きとなっている。

 IT・ハイテク株は買い戻しが出ているものの、依然として上値は重い。ただ、アナリストからは、アップル<AAPL>のアイフォーン15の事前予約状況が予想以上に好調といった報告や、半導体では、DRAM価格が予想よりも早く改善し始めたとして、アナリストによるマイクロン・テクノロジー<MU>の投資判断の「買い」への引き上げも伝わっていた。

 アーム<ARM>が続落。アナリストが投資判断を「売り」でスタートさせたことを嫌気。目標株価はIPO価格51ドルよりも低い46ドルに設定。同社株には人工知能(AI)の導入進展で恩恵を受けるとの期待のプレミアムがついているが、同社をAIの勝者と断定するのは時期尚早だと指摘している。

マイクロン<MU> 70.78(+0.90 +1.29%)
アーム<ARM> 56.37(-4.38 -7.21%)

アップル<AAPL> 179.15(+4.14 +2.37%)
マイクロソフト<MSFT> 329.11(-1.11 -0.34%)
アマゾン<AMZN> 139.59(-0.80 -0.57%)
アルファベットC<GOOG> 139.00(+0.70 +0.51%)
テスラ<TSLA> 267.56(-6.84 -2.49%)
メタ・プラットフォームズ<META> 301.99(+1.68 +0.56%)
AMD<AMD> 102.66(+1.17 +1.15%)
エヌビディア<NVDA> 440.28(+1.28 +0.29%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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