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6180 GMOメディア

東証G
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GMOメディア Research Memo(3):2023年12月期第2四半期はリスキリング関連事業の成長もあり大幅増益


■業績動向

1. 2023年12月期第2四半期累計業績の概要
GMOメディア<6180>の2023年12月期第2四半期累計の連結業績は、売上高で前年同期比9.0%増の2,996百万円、営業利益で同63.5%増の333百万円、経常利益で同64.1%増の332百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で同59.0%増の221百万円と好調な決算となった。特に、営業利益は通期計画に対する進捗率で87.8%に達するなど計画を上回るペースで進捗したと見られる。

売上高は「くまポン」の事業が不調だったものの、ゲームプラットフォーム事業が2ケタ増と好調を持続したほか、投資育成事業ではリスキリングに取り組む社会人向けの「コエテコcampus」が急成長し、美容クリニックの検索・予約サイト「キレイパス」も順調に成長した。また、前年同期は低調だったASP事業もSNSを通じたアフィリエイト広告の伸長により回復したことが増収要因となった。売上総利益率は「コエテコcampus」やゲーム課金など利益率の高いサービスが伸長したことにより前年同期の39.8%から45.8%に上昇、売上総利益では同21.6%増の1,371百万円となった。

販管費は前年同期に投資育成事業へ積極投下した販促費や広告費がそれぞれ減少※した一方で、人員増強や給与アップに伴う人件費の増加やポイント引当金の増加によって前年同期比12.3%増となったが、売上総利益の増加で吸収し営業利益率は前年同期の7.4%から11.1%に上昇した。なお、第2四半期末における連結従業員数は前年同期比21名増の195名となった。

※前年同期比で販促費は98百万円減の559百万円、広告宣伝費は9百万円減の63百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《SI》

 提供:フィスコ

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