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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6323 ローツェ

東証P
1,775.5円
前日比
+14.5
+0.82%
PTS
1,781.1円
23:58 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.7 2.80 0.90 18.68
時価総額 3,132億円
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<動意株・11日>(大引け)=カーリットH、セルシード、フリービットなど

 カーリットホールディングス<4275>=後場急伸し年初来高値更新。同社はきょう午後2時ごろ、24年3月期通期の連結業績予想修正を発表し、営業利益の見通しを従来の27億円から31億5000万円(前期比19.3%増)に上方修正したことが好感されたようだ。業務改善や原価低減が進んでいることなどが主な要因。なお、売上高予想は従来通り380億円(同5.5%増)で据え置いている。

 セルシード<7776>=ストップ高で底値離脱鮮明。午前10時30分ごろ、再生医療向け自動細胞培養装置の商業化に向けた開発に関し、ローツェ<6323>子会社のローツェライフサイエンスと協働すると発表。これが買い材料視されている。セルシードが保有する培養容器や培養条件に関する専門性と基本技術を活用し、培養工程の最適化や、細胞の成長と品質の安定化に寄与していく。両社はこれまで動物細胞を用いた自動化の検討を重ねてきた経緯があり、今回の協働に合わせて「ヒト同種軟骨細胞シート」の培養自動化も実施する予定としている。

 フリービット<3843>=急速人気にストップ高。ネット接続サービス事業を展開、NTTドコモと提携し業容拡大に向けた取り組みを進めている。足もとの業績は好調に推移しており、前週末8日取引終了後に発表した23年5~7月期決算は営業利益が前年同期比93%増の16億6400万円と急拡大しており、これを材料視する形で投資資金が流入した。今期予想PERは9倍前後と株価指標面からも割安感があり、水準訂正を期待した買いを呼び込んでいる。

 くら寿司<2695>=3日ぶり大幅反発。前週末8日の取引終了後に発表した23年10月期第3四半期累計(22年11月~23年7月)の連結決算は、営業損益が3億7600万円の赤字(前年同期は3億8200万円の赤字)となった。一方、直近3カ月間の5~7月期では営業黒字を確保しており、業績のモメンタム回復を期待した買いが集まったようだ。第3四半期累計の売上高は前年同期比15.1%増の1550億6700万円だった。5~7月期では17%の増収となっている。コロナ禍の収束を背景とする人流回復に加え、適正価格で商品提供に努めたことも収益改善に寄与した。

 ハイレックスコーポレーション<7279>=急反発で年初来高値更新。同社は8日取引終了後、23年10月期第3四半期累計(22年11月~23年7月)の連結決算を発表。営業損益が14億6800万円の黒字(前年同期は32億8200万円の赤字)に浮上したことが好感されているようだ。売上高は前年同期比20.0%増の2197億700万円で着地。半導体の供給不足などの緩和に伴う自動車メーカーの生産増加が追い風となったほか、利益面では原価低減や生産性向上、経費削減などの合理化が寄与した。なお、通期業績予想については売上高2851億円(前期比11.5%増)、営業損益は31億円の黒字(前期は48億5600万円の赤字)とする従来見通しを据え置いている。

 アルトナー<2163>=上げ足強め一気に高値更新。機械・電子機器設計やソフトウェア開発など技術者派遣で業界を先駆しており、業績は15年1月期以降大幅増収増益を継続中で、成長力の高さを際立たせている。近年は企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進のなかで技術者ニーズも高まっており、同社の足もとの業績も非常に好調な状態が続いている。8日取引終了後に発表した24年1月期上期(23年2~7月)業績は営業利益が前年同期比28%増の8億8200万円と3割近い伸びを達成しており、これをポジティブ評価する買いが集中した。また好業績を背景に今期年間配当を上方修正、従来計画の64円から69円50銭に増額しており、これも株高を後押ししている。 

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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