レーザーテクなど半導体製造装置関連は軟調、米エヌビディア変調受け買い手控え
レーザーテック<6920>が売買代金トップのなかも売りが優勢で、株価は下値模索を継続している、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連は総じて安い。米国では長期金利上昇に対する警戒感が再燃しており、半導体セクターには向かい風となっている。前週末はシンボルストックのエヌビディア<NVDA>が3日続落するなど変調で、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)もこれに追随して3日続落となった。東京市場にも半導体セクターの軟調地合いが波及している。東京市場ではその売買代金の厚みから半導体関連のシンボルストックに位置付けられるレーザーテクだが、目先75日移動平均線近辺で売り買いを交錯させており、同移動平均線を足場に戻りに転じられるかが注目される。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS