ラクスル、事業好調で２３年７月期営業益３．８倍に上方修正

　ラクスル<4384>はこの日の取引終了後、２３年７月期業績予想の上方修正を発表。営業利益を前の期比３．８倍の１７億６５００万円とし、従来予想のレンジ（１４億～１７億円）を上回る水準に見直した。

　売上高も従来予想のレンジ（３９０億～３９６億円）から上振れし、同２０．７％増の４１０億１８００万円となった。主力のラクスル事業でダンボールワンやノベルティー、アパレルなどの領域が拡張し、エンタープライズ向けの顧客獲得も伸長。事業好調に加え、投資効率を重視したコストコントロールの実施や法人税の税額控除適用が寄与し、業績が大きく押し上げられた。

出所：MINKABU PRESS