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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9743 丹青社

東証P
813円
前日比
-3
-0.37%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.7 1.21 3.69 17.87
時価総額 394億円
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<動意株・7日>(大引け)=オンワード、JMC、トーホーなど

 オンワードホールディングス<8016>=買いに厚み。売り物をこなし上値を慕う展開となっている。株価は8月23日に急反発して水準を切り上げた後、強含み横ばいの推移だったが、このもみ合いを上放れることができるかが注目される。リオープン(経済再開)を追い風に売り上げ増勢が続いており、6日取引終了後に発表された8月の既存店売上高は前年同月比13.0%増と増収基調を継続、これを受けて買い安心感が広がった。24年2月期業績は期初予想を上方修正し、営業利益段階で前期比9割増の100億円を予想。株価に値ごろ感があるほか、PBR1倍復帰にあと一歩に迫っていることで、ここからの攻防に関心が集まりそうだ。

 JMC<5704>=上値追い鮮烈。10%を超える上昇で一気に1200円台まで駆け上がった。8月15日、8月24日、9月4日と3回にわたり大きなマドを開け、その後もマド埋めの動きを全く見せることなく上値を強烈に指向している。3Dプリンターを使った樹脂部品や砂型鋳造を使った金属部品の製造を主力事業とするが、ここ電気自動車(EV)用部品案件の引き合いが活発化、今後も増勢が予想される。23年12月期営業利益は前期比20%増の4億2000万円を見込むが、進捗率を考慮して一段の上振れが濃厚だ。

 トーホー<8142>=ストップ高。6日の取引終了後に24年1月期連結業績予想の上方修正を発表。売上高を2230億円から2390億円(前期比10%増)へ、営業利益を45億円から65億円(同78%増)へ引き上げており、これを好感した買いが入っている。業務用食品卸売事業を中心に業況の改善が想定を上回り、前回6月の上方修正から更に上振れする見込みとなった。現在進めている食品スーパー事業の譲渡について、今回の業績修正では期末時点でも同事業を継続している前提で見通しを立てた。あわせて、年間配当予想を60円から70円(前期35円)に増額した。

 トラース・オン・プロダクト<6696>=物色人気に大幅高。同社は6日取引終了後、NX総合研究所(東京都千代田区)が運営する倉庫作業分析ツール「ろじたん」に、自社が開発したウェアラブル端末「Cygnus2(シグナス2)」の提供を開始したと発表。これが材料視されているようだ。シグナス2は、顧客の利用用途に応じて各種アプリケーションを1つのウェアラブルデバイスに搭載した生産性向上・業務効率化を実現する製品。これまで、ウェアラブル端末ならではの大幅な作業効率(ハンズフリー、ピッキング人材の適正配置、Wifi倉庫内通話など)の向上実績が大手運送会社を中心に積み上がってきており、更に顧客のニーズに応じたカスタマイズも柔軟に対応可能であることから、主に物流施設、工場などから多くの問い合わせ及び商談が進んでいるという。

 丹青社<9743>=急伸、一気に年初来高値を更新。6日の取引終了後に2~7月期(上期)連結業績予想の上方修正を発表しており、これを好感した買いが集まっている。売上高を370億円から388億円(前年同期比22.8%増)、営業利益を10億円から13億円(同2.0倍)へそれぞれ引き上げた。新型コロナウイルスの影響による経済活動の制限が緩和されたことにより、商業その他施設事業で需要が回復。売上高の増加に伴い、利益も伸びる見通しだ。なお、通期予想は据え置いた。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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