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東京株式(大引け)=204円高、円安手掛かりに幅広く買われ8連騰

 6日の東京株式市場は幅広い銘柄に買いが先行し、日経平均株価は上値追い継続。前日の欧米株安も、外国為替市場で円安が進んだことを材料に底堅さを発揮した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比204円26銭高の3万3241円02銭と8日続伸。プライム市場の売買高概算は14億466万株、売買代金概算は3兆5433億円。値上がり銘柄数は965、対して値下がり銘柄数は790、変わらずは79銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方から買いが先行し途中伸び悩む場面はあったものの、終始3万3000円台をキープし、取引終盤に上げ足を強めた。前日の欧州株市場では主要国の株価指数が総じて軟調だったほか、米国株市場でも長期金利の上昇を嫌気して、NYダウが200ドル近い下げをみせた。足もとで原油価格が高騰するなか、インフレ警戒感が再燃、FRBによる金融引き締め長期化への懸念が重荷となった。しかし、日米金利差拡大を背景に外国為替市場でドル買い・円売りの動きが強まり、1ドル=147円台後半まで円安が進んだことで、東京市場では輸出セクター中心に株価の下支え材料となった。ただ、アジア株が総じて軟調な推移となっており、東京市場も取り立てて買い材料はなく。先物主導のインデックス買いの影響が大きかったようだ。値上がり銘柄数もプライム市場全体の53%にとどまった。

 個別では、売買代金首位のレーザーテック<6920>がしっかり、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>なども高い。トヨタ自動車<7203>が商いを膨らませ上昇した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが堅調、三菱重工業<7011>の上げ足が目立っている。ダイキン工業<6367>も買いが優勢だった。値幅制限拡大の星光PMC<4963>が3日連続のストップ高。三井E&S<7003>、さくらインターネット<3778>、リョービ<5851>などが値を飛ばした。

 半面、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>などが利益確定売りに押されたほか、ソフトバンクグループ<9984>、三菱商事<8058>、武田薬品工業<4502>も冴えない。ネクステージ<3186>はストップ安で値下がり率トップ。ヤマエグループホールディングス<7130>、ネットプロテクションズホールディングス<7383>などの下げが目立つほか、ダイコク電機<6430>、円谷フィールズホールディングス<2767>も安い。

出所:MINKABU PRESS

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