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3097 物語コーポレーション

東証P
3,560円
前日比
+15
+0.42%
PTS
3,568.5円
12:31 11/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
21.5 4.05 1.01 2.58
時価総額 1,381億円
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<動意株・4日>(大引け)=TREHD、Fブラザーズ、物語コーポなど

 TREホールディングス<9247>=上値慕い3日続伸。午後1時40分ごろ、子会社リバーが参加するベッドマットレスに含まれるポリウレタンのケミカルリサイクルに向けた取り組みが、環境省が公募している「令和5年度脱炭素型循環経済システム構築促進事業」の「プラスチック等のリサイクルプロセス構築及び省CO2化実証事業」に採択されたと発表しており材料視されている。この取り組みは、リサイクルを行うリバーとポリウレタン原料の製造・販売・研究を行う三井化学<4183>、ベッドやマットレスの製造・販売を行うパラマウントベッドホールディングス<7817>子会社のパラマウントベッドの3社による実証事業で、低炭素なケミカルリサイクル技術や回収までのリサイクルシステムの確立を目指している。具体的には実施期間となる25年2月までをメドに、使用済みベッドマットレスの処理技術とケミカルリサイクル技術について、低炭素な技術及びプロセスの開発を進めるとしている。

 ファーストブラザーズ<3454>=急伸し新値更新。前週末1日の取引終了後、23年11月期の連結業績予想について、売上高を194億円から217億6000万円(前期比52.3%増)へ、営業利益を33億4500万円から40億円(同2.2倍)へ、純利益を20億円から27億円(同2.3倍)へ上方修正したことが好感されている。ポートフォリオ構成の観点から従来は売却を予定していなかった物件を売却対象に加えたことや、想定を上回る条件で売却を実施できていることなどが要因としている。

 物語コーポレーション<3097>=新値街道ひた走り。SBI証券が前週末1日、物語コーポの目標株価を3167円から5700円に増額修正した。投資判断は「買い」を継続する。「焼肉きんぐ」や「丸源ラーメン」を中心に好調な売り上げが続いており、同社独自の戦略が奏功していると指摘。新業態の開発に関しても「焼きたてのかるび」が好調で、主力業態に育成できるか注目されるとした。同証券は物語コーポの24年6月期営業利益予想をこれまでの78億円から85億円に見直した。

 三光合成<7888>=上げ足強め6連騰。きょうは725円まで上値を伸ばし、7月3日につけた年初来高値734円に接近してきた。世界的な電気自動車(EV)シフトが進むなか、自動車向け工業用プラスチック部品を手掛ける同社に追い風が強まっている。EVはガソリン車のように内燃機関を持たず樹脂加工品が使いやすく、軽量化の課題にも適応する。同社は駆動系などに使われる高機能部品の開発を推進、技術開発力の高さで一線を画すだけに、中期的な収益機会拡大に期待が高まる。業績は今期予想を含め4期連続の増収増益見通し。成長力の高さに加えてPERが10倍未満、PBRも0.8倍台とバリュー株の側面も株高を後押ししている。

 JMC<5704>=急反騰でストップ高。年初来高値も大幅更新となった。3Dプリンターによる試作品製造と高品質・小ロット量産に対応した砂型鋳造を主力としているが、ここ自動車業界からのEV向け部品開発の引き合いが活発化しており、今後の展開に期待が高まっている。業績は急成長期にあり、22年12月期営業利益は前の期比3.4倍の3億5100万円と急拡大し4期ぶりに過去最高を更新したが、続く23年12月期も前期比20%増の4億2000万円と大幅な利益拡大が続く見通しにある。

 伊藤園<2593>=物色人気集中。3月2日につけた年初来高値4825円を更新した。緑茶飲料の最大手だが、脱コロナに伴う人流回復に加え猛暑効果で売り上げが伸び、足もとの業績は絶好調に推移している。前週末1日に同社が発表した24年4月期第1四半期(23年5~7月)決算は営業利益が前年同期比67%増の99億9200万円と急拡大した。対通期進捗率も47.6%に達しており、増額修正期待が高まっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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