貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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5406 神戸製鋼所

東証P
1,543.5円
前日比
-39.5
-2.50%
PTS
1,538円
23:23 11/27
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
5.1 0.55 5.83 12.44
時価総額 6,118億円
比較される銘柄
日本製鉄, 
JFE, 
大同特鋼

銘柄ニュース

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本日の注目個別銘柄:四電工、アインHD、内田洋行など


<5406> 神戸鋼 1901 +71
大幅続伸。EVなど電動車の部品に使う新たな鋼板を開発したと報じられている。磁力の強さを表す指標「磁束密度」が従来の鋼板より約1割高く、消費電力量の削減につながるものとなるようだ。EVなどの航続距離拡大につながるため、今後の需要拡大を期待する動きが先行しているもよう。通常の鋼板に比べて加工もしやすく、複雑な部品にも採用しやすいようだ。今後は品質面の課題などを確認したうえで量産に入っていく計画。

<9627> アインHD 4547 -656
急落。病院内の敷地に薬局を整備できるよう不正に入札情報を漏らしたとして、北海道警はアインファーマシーズ社長と北海道支店長、総合病院「KKR札幌医療センター」元事務部長の3人を公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕したと伝わった。2020年12月に、センター内に設ける薬局を選定する公募で共謀し、公正な入札を妨害したとされる。信用度低下による今後の業績への影響などを懸念する見方が強まったようだ。

<3097> 物語コーポ 4695 -65
大幅反落。東海東京証券では、目標株価を2780円から4130円に引き上げたものの、投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げした。業績は好調に推移しており、24年6月期も会社計画をやや上回る水準を予想しているが、23年6月期決算発表以降の株価上昇により、目標株価との乖離が縮まったためとしている。前日にかけても株価は一段高となっていたことで、利食い売りを促す契機につながる格好へ。

<4369> トリケミカル 2693 -59
大幅反落。前日に上期決算を発表、営業益は11億円で前年同期比42.4%減となり、従来予想の16.2億円を下回った。つれて、通期予想は従来の35億円から17億円に下方修正した。半導体市況の悪化に伴うメーカーの在庫調整などにより、製品販売が下振れて推移のもよう。半導体市況低迷による業績悪化懸念は強まっていたとみられるが、修正幅の大きさをネガティブ視する動きが優勢に。

<1939> 四電工 2765 +367
急騰。前日に株主還元方針の変更、それに伴う今期配当予想の修正を発表している。連結配当性向はこれまで30%以上としてきたが、40%以上に変更する。資本収益性向上に向けた取り組みの一環としている。24年3月期年間配当金は従来計画の100円から120円に引き上げ、前期比30円の増配となる。前日終値ベースでの配当利回りは5.0%の水準となり、利回り妙味が大きくなる形に。

<4813> ACCESS 910 -3
続落。前日に上半期決算を発表、営業損益は11.3億円の赤字となったが、前年同期比では8.9億円の損益改善となり、従来予想の12.9億円の赤字も上回る着地になっている。ネットワーク事業の受注が拡大し赤字が縮小する形に。ただ、第1四半期は営業黒字化を果たし(前年同期比10.5億円改善)、その後株価が急騰した経緯もあることから、5-7月期の収益改善鈍化をネガティブに受け止める動きが優勢のようだ。

<8057> 内田洋行 6960 +460
大幅反発。前日に23年7月期決算を発表、営業利益は84.4億円で前期比6.9%増となり、第3四半期決算時に上方修正した水準の77億円をさらに上回った。年間配当金は従来計画の150円から190円に増額、前期比50円の増配となる。一方、24年7月期営業利益見通しは86億円で同1.9%増、配当計画は据え置く見込み。業績伸長率は鈍化見通しとなっているが、前期実績の上振れをポジティブに評価の動きが先行。

<3984> ユーザーローカル 1964 -130
大幅続落。130万4400株の株式売出、並びに、19万5600株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表。同社社長が売出人となる。プライム市場上場維持基準に安定的かつ長期的に適合することで、上場維持の確実性を高めるとともに、中長期的な企業価値向上を実現することを目的として実施するとしている。売出価格の決定期間は9月11日から14にまでの間。目先の需給悪化を警戒する動きが先行している。

<3031> ラクーンHD 774 +18
大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は2.8億円で前年同期比11.4%減となった。グループGMV・URIHO保証残高などが拡大した一方、広告宣伝費・販売促進費が大幅に増加したようだ。ただ、通期計画は8.5-10.5億円、前期比28.8%減-同12.0%減となっており、第1四半期の進捗は想定通りとも捉えられる。本日は売り先行でスタートしたものの、その後はあく抜け感が優勢となる展開に。

<4200> HCSHD 1114 +150
ストップ高比例配分。エル・ティー・エスがTOBを実施すると発表、同社の非公開化を目指すとしている。同社ではTOBへの応募を推奨としている。TOB価格は1800円で前日終値比86.7%のプレミアムとなっており、TOB価格へのサヤ寄せを目指す動きが強まる状況に。TOB期間は9月1日から10月16日までと予定されている。
《ST》

 提供:フィスコ

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