タイガポリ急動意、5年3カ月ぶり高値も依然として解散価値の半値以下で株高期待
タイガースポリマー<4231>が急動意、一時7%近い上昇で826円まで駆け上がった。時価は2018年5月以来約5年3カ月ぶりの高値水準に浮上した。自動車部品用成形品を主力としており、ホンダ<7267>向けを軸に大手自動車メーカーの需要を獲得している。ここ半導体不足の解消で自動車生産台数の回復が顕著となっており、同社もその恩恵を享受できる立場にある。原料コストの上昇も製品価格への転嫁が進み利益採算を確保している。株価は新値街道を走っているが、PBRは依然として0.4倍台と解散価値の半値以下の水準にあり、なお上値指向が強い。
出所:MINKABU PRESS
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