ビジョナリーがカイ気配スタート、23年4月期は経常93%増益で着地
ビジョナリーホールディングス<9263>がカイ気配スタート。29日の取引終了後、23年4月期の連結決算を発表した。経常利益は前の期比93.0%増の4億6400万円となった。不適切な会計処理などの調査に時間を要したことから、決算短信の公表が遅れたものの、経常黒字を確保したことを手掛かり視した買いが入ったようだ。
売上高は同3.6%増の270億100万円。最終損益は4億4600万円の赤字(前の期は16億1200万円の赤字)となった。不採算店舗を削減するなか、販売費及び一般管理費の削減効果が出た。営業外収益に雇用調整助成金を2億3400万円計上した半面、連結子会社の店舗の固定資産に関し、5億5200万円の減損損失が発生。前社長の星崎尚彦氏による企業価値の毀損行為の疑いが発覚したことに伴う調査費用も特別損失に計上した。24年4月期の連結業績については、新経営陣により策定中だとして、未定とした。
出所:MINKABU PRESS
売上高は同3.6%増の270億100万円。最終損益は4億4600万円の赤字(前の期は16億1200万円の赤字)となった。不採算店舗を削減するなか、販売費及び一般管理費の削減効果が出た。営業外収益に雇用調整助成金を2億3400万円計上した半面、連結子会社の店舗の固定資産に関し、5億5200万円の減損損失が発生。前社長の星崎尚彦氏による企業価値の毀損行為の疑いが発覚したことに伴う調査費用も特別損失に計上した。24年4月期の連結業績については、新経営陣により策定中だとして、未定とした。
出所:MINKABU PRESS