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欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、ドル売り後退も今週の米経済指標を見極め


28日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言はほぼ想定通りの内容となり、ドルは売りづらい。ただ、今週の米経済指標を見極める展開で、ドル買いは限定的となりそうだ。

パウエル氏は前週末のジャクソンホール会合での講演で、高水準のインフレを抑止するため「必要なら追加利上げの用意がある」と述べた。ただ、政策決定は「データ次第」とタカ派的なトーンを弱めたため金利高は抑制され、ドルは上昇後に失速。ユーロ・ドルは1.08ドル台に持ち直し、ドル・円は146円60銭付近で値を下げた。週明けアジア市場は日本株高を好感した円売りで、ドルなど主要通貨を押し上げている。

この後の海外市場は米金融政策に思惑が交錯しやすい。パウエル氏の見解を受け引き締め継続への期待感から長期金利は下げづらく、ドル売りは抑制される見通し。ただ、今週発表の経済指標で消費者信頼感指数は前回より低下、コアPCE消費支出は上昇と、経済指標は強弱まちまちとなる見通し、金利高・ドル高は限定的。一方、ドル・円は水準を切り上げており、日本政府の為替介入への警戒感から円売りは縮小するとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・7月マネーサプライM3(前年比予想:0.0%、6月:+0.6%)
・23:30 米・8月ダラス連銀製造業活動指数(7月:-20.0)
・01:30 バー米FRB副議長(銀行監督担当)講演(銀行業務関連)

《CS》

 提供:フィスコ

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