日本金属が続落、24年3月期業績予想を下方修正
日本金属<5491>が続落している。前週末25日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を580億円から540億円(前期比2.7%増)へ、営業利益を12億円から1億円(同92.1%減)へ、最終損益を8億円から収支均衡(前期9億1600万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
従来予想では、主要取引先である自動車関連産業で半導体不足の解消による需要回復を見込んでいたが、足もとで国内におけるサプライチェーン間での在庫調整が長引いていることや、海外におけるEV化への加速や中国市場の低迷の影響などにより、実需の回復が遅れていることが要因。また、板橋工場第3圧延工場の新設備稼働による減価償却費負担のほか、エネルギー、原材料、副資材の値上がりなどによる原価率の上昇とそれに対応した販売価格の是正が遅れていることも響くとしている。
出所:MINKABU PRESS
従来予想では、主要取引先である自動車関連産業で半導体不足の解消による需要回復を見込んでいたが、足もとで国内におけるサプライチェーン間での在庫調整が長引いていることや、海外におけるEV化への加速や中国市場の低迷の影響などにより、実需の回復が遅れていることが要因。また、板橋工場第3圧延工場の新設備稼働による減価償却費負担のほか、エネルギー、原材料、副資材の値上がりなどによる原価率の上昇とそれに対応した販売価格の是正が遅れていることも響くとしている。
出所:MINKABU PRESS