ピアズが３日ぶり反発、ＡＩ声調分析サービスを開発

　ピアズ<7066>が３日ぶりに反発している。前週末２５日の取引終了後、子会社Ｑｕａｌｉａｇｒａｍが、「声調」（声色・口調・語気など）をＡＩにより分析評価するサービスを新たに開発・提供すると発表しており、好材料視されている。

　Ｑｕａｌｉａｇｒａｍは、営業・接客を中心としたコミュニケーション能力の向上に必要な表現力を高めるトレーニングを効率的に行うことができるサービス「ｍｉｍｉｋ（ミミック）」を展開しているが、顧客からのコールセンターオペレーターのスキル向上に向けた感情分析機能に対するニーズの高まりを受けたことから、新サービスを開発したという。開発したＡＩ声調分析サービスは、既に大手金融機関と共同での実証実験を完了しており、オペレーターの成績上位者と下位者で声調分析結果の有意差があることも確認できているという。なお、同件が業績に与える影響は軽微としている。

出所：MINKABU PRESS