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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3946 トーモク

東証P
2,219円
前日比
-13
-0.58%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
5.2 0.41 4.06 42.19
時価総額 429億円
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個人投資家・有限亭玉介:中国経済危機!?逆行高となる業績期待株は要チェック!【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2023年8月21日10時に執筆

以前より警戒されていた中国の経済不況ですが、このタイミングで明るみに出たようです。このリスクを日本株は織り込み済みと考えて良いのか…。時間が経てば更にネガティブなニュースが沸いて出る可能性もあると見て、注視する必要がありますな。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

8月17日、中国の不動産大手である恒大集団は、米連邦破産法15条の適用をニューヨークの連邦破産裁判所に申請しました。以前から恒大集団に関しては既に債務超過に陥っていると指摘されており、株式市場への影響が懸念されていました。恒大集団の破産を皮切りに、他の不動産関連企業の破産が続く可能性があります。

ただ、このニュースが出た翌日18日の日本相場は、暴落という印象はありませんでした。既に市場は織り込み済みだったという事でしょうか。しかし、中国のGDPのうち約25%が不動産関連という推計もあり、若年層の失業率も20%近いのではないか…とも報じられています。日本にとって対岸の火事という訳ではなさそうですねぇ。

日本のGDPに関しては、4-6月の実質GDPが年率換算で前期比+6.0%と内閣府が8月15日に発表しました。円安がGDPにプラスというセオリーは正しいとしても、個人消費の弱さが目立ちましたねぇ。インバウンドはGDPの上昇に一役買っているようですので、景気後退する中国の団体旅行の規制解禁によって上振れ効果があるのか注視したいです。

外部環境のリスクに加えて物価高騰の夏枯れ相場では、個人投資家でも消極的な節約志向になってしまいますよ。しかし「休むも相場」ですから、好決算を発表した銘柄をチェックしながら逆転の機会を伺いたいものですねぇ。

例えば酸化チタンを手掛ける石原産業<4028>は、8月10日の決算で上方修正を発表後に急動意しましたな。チャートも75日線を下値に上昇トレンドを形成しております。海外向けの農薬の売上が好調だったようで、世界情勢の動きもチェックしておきたいですな。

橋梁・鉄骨大手の宮地エンジニアリンググループ<3431>は、8月9日の決算と併せて株式分割や実質増配などを発表し好感されております。長期での上昇トレンドから決算後は窓を開けて一気に急騰しましたな。日本国内でのインフラの老朽化は著しく、公共事業の受注は安定している模様です。

自動車用の樹脂成形部品を手掛けるタイガースポリマー<4231>も鮮やかな上昇トレンドを形成しております。低PBRで業績が安定している自動車関連は、人気化しているように思えますねぇ。8月9日の決算で増配も発表していますが、今後も株主還元策が発表されるか注視です。

塗料製品の販売価格の見直しや自動車業界の復調を受けて上方修正した日本特殊塗料<4619>は、24年3月期に売上高が過去最高を更新する見通しです。2020年12月あたりの株価水準まで戻しておりますので、コロナ前の株価まで回復するか監視を強めております。

24年3月期が過去最高益予想となっているトーモク<3946>は、7月31日の決算発表も堅調に推移しました。段ボール、住宅、運輸倉庫業を展開する同社は、コスト増に悩まされながらもチャートは高値圏ですねぇ。

最後は3Dプリンターを活用した試作などを手掛けるJMC<5704>です。8月14日に好決算を発表すると窓を開けて高騰しましたな。25日・75日線を上抜いてトレンド転換へ向かうか監視を強めております。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

 提供:フィスコ

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