【投資部門別売買動向】海外勢が売越額7415億円と8週ぶりに売り越す (8月第3週)
●海外勢が売越額7415億円と8週ぶりに売り越す一方、個人は買い向かう
東証が24日に発表した8月第3週(14日~18日)の投資部門別売買動向(現物)によると、中国の景気不安と米利上げ懸念でリスク回避の売りが膨らみ、日経平均株価が前週末比1022円安の3万1450円と2週ぶりに急反落したこの週は、海外投資家が8週ぶりに売り越した。売越額は7415億円と3月2週以来およそ5ヵ月ぶりの大きさとなった。前週は1799億円の買い越しだった。海外投資家は先物の投資部門別売買動向でも日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で2週ぶりに売り越した。売越額は914億円だった。前週は4679億円の買い越し。現物と先物の合算でも2週ぶりに売り越し、売越額は8330億円だった。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行は4週連続で売り越し、売越額は1067億円と前週の2719億円から縮小した。
一方、個人投資家は2週ぶりに買い越し、買越額は3558億円だった。前週は2395億円の売り越しだった。相場急落で逆張り志向の強い個人が買い向かった格好だ。自社株買いが中心とみられる事業法人は7週連続で買い越し、買越額は3210億円と前週の1430億円から拡大した。
日経平均が急反落する中、海外投資家が売越額7415億円と8週ぶりに売り越す一方、個人投資家は買い向かった格好だ。
■投資部門別売買代金差額 (8月14日~18日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全51社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
8月 ―――
第3週 ▲7,415 ▲1,067 3,558 [ 1,984 1,573 ] 31,450円 ( -1022 円)
第2週 1,799 ▲2,719 ▲2,395 [ ▲1,983 ▲411 ] 32,473円 ( +280 円)
第1週 188 ▲1,822 2,661 [ ▲370 3,032 ] 32,192円 ( -566 円)
7月 ―――
第4週 738 ▲944 ▲1,303 [ ▲1,918 614 ] 32,759円 ( +454 円)
第3週 197 472 126 [ ▲1,018 1,144 ] 32,304円 ( -87 円)
第2週 2,793 ▲2,603 1,801 [ 582 1,219 ] 32,391円 ( +2 円)
第1週 313 ▲386 3,687 [ 858 2,828 ] 32,388円 ( -800 円)
6月 ―――
第4週 3,041 ▲1,331 ▲1,027 [ ▲1,745 718 ] 33,189円 ( +407 円)
第3週 ▲3,604 ▲4,074 3,446 [ 305 3,141 ] 32,781円 ( -924 円)
第2週 6,414 ▲821 ▲5,777 [ ▲6,351 573 ] 33,706円 ( +1440 円)
第1週 9,854 ▲535 ▲4,819 [ ▲4,998 179 ] 32,265円 ( +740 円)
5月 ―――
第5週 5,352 ▲7,344 388 [ ▲1,095 1,484 ] 31,524円 ( +607 円)
第4週 3,816 ▲2,421 ▲442 [ ▲1,922 1,479 ] 30,916円 ( +107 円)
第3週 7,476 ▲936 ▲9,273 [ ▲8,124 ▲1,149 ] 30,808円 ( +1420 円)
第2週 5,658 ▲1,473 ▲3,054 [ ▲3,310 255 ] 29,388円 ( +230 円)
第1週 1,602 ▲346 ▲2,815 [ ▲2,247 ▲567 ] 29,157円 ( +301 円)
4月 ―――
第4週 1,458 ▲994 ▲1,049 [ ▲1,872 823 ] 28,856円 ( +292 円)
第3週 2,760 ▲622 ▲2,577 [ ▲2,953 376 ] 28,564円 ( +70 円)
第2週 10,494 ▲2,170 ▲4,230 [ ▲3,430 ▲799 ] 28,493円 ( +975 円)
第1週 6,796 ▲4,032 2,103 [ ▲313 2,416 ] 27,518円 ( -523 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース
東証が24日に発表した8月第3週(14日~18日)の投資部門別売買動向(現物)によると、中国の景気不安と米利上げ懸念でリスク回避の売りが膨らみ、日経平均株価が前週末比1022円安の3万1450円と2週ぶりに急反落したこの週は、海外投資家が8週ぶりに売り越した。売越額は7415億円と3月2週以来およそ5ヵ月ぶりの大きさとなった。前週は1799億円の買い越しだった。海外投資家は先物の投資部門別売買動向でも日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で2週ぶりに売り越した。売越額は914億円だった。前週は4679億円の買い越し。現物と先物の合算でも2週ぶりに売り越し、売越額は8330億円だった。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行は4週連続で売り越し、売越額は1067億円と前週の2719億円から縮小した。
一方、個人投資家は2週ぶりに買い越し、買越額は3558億円だった。前週は2395億円の売り越しだった。相場急落で逆張り志向の強い個人が買い向かった格好だ。自社株買いが中心とみられる事業法人は7週連続で買い越し、買越額は3210億円と前週の1430億円から拡大した。
日経平均が急反落する中、海外投資家が売越額7415億円と8週ぶりに売り越す一方、個人投資家は買い向かった格好だ。
■投資部門別売買代金差額 (8月14日~18日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全51社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
8月 ―――
第3週 ▲7,415 ▲1,067 3,558 [ 1,984 1,573 ] 31,450円 ( -1022 円)
第2週 1,799 ▲2,719 ▲2,395 [ ▲1,983 ▲411 ] 32,473円 ( +280 円)
第1週 188 ▲1,822 2,661 [ ▲370 3,032 ] 32,192円 ( -566 円)
7月 ―――
第4週 738 ▲944 ▲1,303 [ ▲1,918 614 ] 32,759円 ( +454 円)
第3週 197 472 126 [ ▲1,018 1,144 ] 32,304円 ( -87 円)
第2週 2,793 ▲2,603 1,801 [ 582 1,219 ] 32,391円 ( +2 円)
第1週 313 ▲386 3,687 [ 858 2,828 ] 32,388円 ( -800 円)
6月 ―――
第4週 3,041 ▲1,331 ▲1,027 [ ▲1,745 718 ] 33,189円 ( +407 円)
第3週 ▲3,604 ▲4,074 3,446 [ 305 3,141 ] 32,781円 ( -924 円)
第2週 6,414 ▲821 ▲5,777 [ ▲6,351 573 ] 33,706円 ( +1440 円)
第1週 9,854 ▲535 ▲4,819 [ ▲4,998 179 ] 32,265円 ( +740 円)
5月 ―――
第5週 5,352 ▲7,344 388 [ ▲1,095 1,484 ] 31,524円 ( +607 円)
第4週 3,816 ▲2,421 ▲442 [ ▲1,922 1,479 ] 30,916円 ( +107 円)
第3週 7,476 ▲936 ▲9,273 [ ▲8,124 ▲1,149 ] 30,808円 ( +1420 円)
第2週 5,658 ▲1,473 ▲3,054 [ ▲3,310 255 ] 29,388円 ( +230 円)
第1週 1,602 ▲346 ▲2,815 [ ▲2,247 ▲567 ] 29,157円 ( +301 円)
4月 ―――
第4週 1,458 ▲994 ▲1,049 [ ▲1,872 823 ] 28,856円 ( +292 円)
第3週 2,760 ▲622 ▲2,577 [ ▲2,953 376 ] 28,564円 ( +70 円)
第2週 10,494 ▲2,170 ▲4,230 [ ▲3,430 ▲799 ] 28,493円 ( +975 円)
第1週 6,796 ▲4,032 2,103 [ ▲313 2,416 ] 27,518円 ( -523 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース