三菱UFJがプラス転換、米金利上昇圧力・20年債入札結果で銀行株に押し目買い
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が朝安後にプラスに転じるなど底堅く推移している。16日に公表された7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化の思惑が広がった。米長期金利は一時4.28%と約10カ月ぶりの水準まで上昇。加えて17日の円債市場では、財務省が実施した20年債入札が「不調」と伝わり、超長期債を中心に利回りに上昇圧力が掛かっている。投資家のリスク許容度が下向くなかにあって、銀行株に対しては内外金利上昇による収益貢献を期待した押し目買いが入ったようだ。
三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>が後場に切り返した。スルガ銀行<8358>や千葉銀行<8331>、いよぎんホールディングス<5830>、ひろぎんホールディングス<7337>が高く、東証の業種別指数で銀行業は上昇率トップとなった。
出所:MINKABU PRESS
三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>が後場に切り返した。スルガ銀行<8358>や千葉銀行<8331>、いよぎんホールディングス<5830>、ひろぎんホールディングス<7337>が高く、東証の業種別指数で銀行業は上昇率トップとなった。
出所:MINKABU PRESS