アドテストなど反落も強弱観対立、エヌビディア決算来週に控え思惑錯綜
アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>がいずれも3日ぶり反落。ただ、下値では押し目買いが観測される。前日の米国株市場で半導体関連株が売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2%強の下落をみせており、きょうの東京市場でも同関連株への逆風が引き続き意識される状況にある。ただ、生成AI市場拡大に対する期待は根強く、画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>は、同日に3日ぶりに反落したものの下落率は1%程度にとどまった。来週23日に発表される同社の5~7月期決算にマーケットの関心が高い。そうしたなか、エヌビディアの画像処理半導体向けに半導体テスターを供給するアドテストや今下期以降に生成AI関連の受注本格化が見込まれるディスコなどは、半導体製造装置関連株の中でも相対的に強さを発揮している。
出所:MINKABU PRESS
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