ティア---3Qは増収、主力の葬祭事業は増収増益に
ティア<2485>は9日、2023年9月期第3四半期(22年10月-23年6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.6%増の106.66億円、営業利益が同1.7%減の10.95億円、経常利益が同1.5%減の10.92億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同1.2%減の7.30億円となった。
葬祭事業の売上高は前年同期比6.3%増の103.06億円、営業利益は同7.5%増の19.06億円となった。「ティアの会」会員数の拡大を図るべく、各種会館イベントや提携団体・企業向けの営業等に取り組んだ。葬儀件数においては、既存店の件数が増加したことに加え、新たに開設した会館の稼働により、前年同期比2.9%増の10,980件となった。葬儀単価は、祭壇売上、供花売上の単価は低下したものの、葬儀付帯品売上の単価は上昇し、前年同期比1.9%増となった。
フランチャイズ事業の売上高は前年同期比17.2%増の3.60億円、営業利益は同13.0%減の0.47億円となった。FC会館が前年同期と比べ4店舗増加したことによりロイヤリティ売上が増加し、またFC会館への物品販売も増加した。経費面ではFC本部の強化を図るべく人材を増員した。
2023年9月期通期については、売上高が前期比6.0%増の140.75億円、営業利益が同4.0%増の11.00億円、経常利益が同3.5%増の10.85億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.9%増の7.10億円とする期初計画を据え置いている。
《AS》
提供:フィスコ