東京通信---2Qは増収減益、持続的な成長を実現し、積極的な事業展開を推進
東京通信<7359>は10日、2023年12月期第2四半期(23年1月-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比21.1%増の29.90億円、営業損失が0.30億円(前年同期は営業利益0.29億円)、経常損失が0.56億円(同 経常利益0.54億円)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.87億円(同 四半期純損失0.28億円)となった。
同社グループは商号を「株式会社東京通信グループ」に変更し、純粋持株会社へと移行した。合わせてパーパスを制定し、ミッション、ビジョン、バリューの改定を行っている。新たなパーパスを「創造によって世界中の感情を刺激する」とし、価値観と存在意義を明確にしたことで、グループ全体で世界有数のデジタルビジネス・コングロマリッドを目指すことを目標に掲げている。
当第2四半期連結累計期間においては、メディア事業では、Play-to-Earn領域であるポイ活×カジュアルゲームが好調に推移している。また、プラットフォーム事業では主力の電話占い事業「カリス」の強さに加え、「SATORI電話占い」事業の取得により事業が順調である。ヘルステックサービス「OWN.」やメッセージアプリ「B4ND」への投資も続けており、今後の成長を見据えた活動を進める。
2023年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比18.3%増の60.0億円、営業利益は0.3億円、経常利益0.1億円、当期純損失が1.1億円としている。
《NS》
提供:フィスコ