i-plug---1Qは2ケタ増収、主力のOfferBox(早期定額型)が2ケタ増収に
i-plug<4177>は14日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比33.4%増の6.47億円、営業損失が5.42億円(前年同期は4.01億円の損失)、経常損失が5.42億円(同4.01億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が3.95億円(同2.84億円の損失)となった。
OfferBox(早期定額型)の売上高は前年同期比56.3%増の3.80億円となった。2025年卒を対象とした早期定額型は、企業の早期利用ニーズを着実に取り込み、契約継続だけでなく、新規受注も好調に推移した。
OfferBox(成功報酬型)の売上高は前年同期比7.7%増の1.71億円となった。2024年卒を対象とした成功報酬型は、早期定額型の受注が好調であり、入社合意枠を超過した内定決定は前年を下回ったが、成功報酬型利用企業における内定決定は前年を上回った。
eF-1G(適性検査)の売上高は前年同期比10.8%増の0.79億円となった。新卒採用における適性検査の受検数は前年並みに推移したが、適性検査の取得データを用いた分析サービス等を受注できた。
その他の売上高は前年同期比42.5%増の0.15億円となった。前連結会計年度から新たに連結の範囲に含めた子会社(pacebox社及びマキシマイズ社)の事業や譲り受けた事業、新規事業等の売上高が含まれている。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比36.0%増の50.88億円、営業利益は0.79億円、経常利益は0.74億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.09億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ