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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3778 さくらインターネット

東証P
4,950円
前日比
+30
+0.61%
PTS
4,965円
18:59 11/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
127 7.13 0.08 1.45
時価総額 2,074億円
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<動意株・15日>(大引け)=ドラフト、ミナトHD、日機装など

 ドラフト<5070>=ストップ高。14日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について売上高を100億円から105億円(前期比26.7%増)へ、最終利益を3億円から4億5000万円(同21.4倍)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を5円から6円へ引き上げたことが好感された。コロナ禍からの回復基調が鮮明となるなか、高いデザイン性・企画力を有するデザイン事業への需要が想定よりも高まっており、なかでもデザイン・設計単独プロジェクトなど利益率の高い案件獲得が進んでいることが要因としている。

 ミナトホールディングス<6862>=200日移動平均線を足場に切り返す。14日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比18.7%減の49億1800万円となった一方で、最終利益は同6.1倍の9億1100万円と過去最高益となった。デジタルデバイス事業は減収減益となったが、利益率の高い自社ブランドのメモリーモジュール製品の販売が下支えした。デジタルエンジニアリング事業では、ROM書き込みサービスでの売り上げ増加に伴って稼働率が上昇。両事業の営業利益率が向上した。ICTプロダクツ事業は営業黒字に転じた。更に、連結子会社売却に伴う特別利益の計上も寄与した。

 日機装<6376>=大陽線を示現。14日の取引終了後、23年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しを29億円から51億円(前期比62.6%減)に見通しを引き上げており、手掛かり視された。足もとの為替や事業の動向を踏まえ、今期の売上収益予想は1800億円から1900億円(同7.3%増)に上方修正した。メディカル事業で収益性の改善を見込む半面、ポンプ・システム事業や航空宇宙事業の下振れリスクを織り込み、営業利益予想は据え置いた。

 スマートバリュー<9417>=急動意。この日、さくらインターネット<3778>と行政DX(デジタルトランスフォーメーション)領域で連携することについて協議を始めたと発表。経済産業省による「クラウドプログラム」供給確保計画の認定を受けたさくらネットとあって、連携による収益貢献を期待した買いが集まった。さくらネットのクラウド上において、スマバの行政DXのSaaS展開を推進することなどを検討する。生成AI向けクラウドサービスを活用した取り組みも視野に入れる。

 チェンジホールディングス<3962>=反発。14日の取引終了後に4~6月期決算を発表。売上高が前年同期比85.3%増の51億1800万円、営業損益が前年同期の赤字(1800万円の赤字)から7億1700万円の黒字に転換して着地しており、これを好感した買いが入った。ふるさと納税プラットフォームの手数料率引き上げや自治体向けSaaSビジネスの好調などにより、主力のパブリテック事業が大きく増加。デジタル人材の育成支援などを担うNEW-ITトランスフォーメーション事業も伸びた。

 エムアップホールディングス<3661>=マド開け急騰。同社はコンテンツ配信を主力とするITベンチャーだが、著名タレントのファンサイト運営が収益の主柱を担っている。14日取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(23年4~6月)決算は営業利益段階で前年同期比29%増の7億8300万円と大幅な伸びを達成した。これをポジティブ視する形で投資資金が流れ込んだ。ザラ場高値は23%高の1416円で、年初につけた1414円を上回り、約7カ月ぶりの年初来高値更新となっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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