エスプール---愛知県知立市とオンライン窓口の実証実験を開始
エスプール<2471>は10日、子会社のエスプールグローカルが愛知県知立市とオンライン窓口を活用したマイナポイント申請支援等の実証実験を開始すると発表した。
知立市では、2022年6月に「知立市DX推進方針」を策定し、行政手続きのオンライン化を進めている。今回、窓口業務のDX化をより一層促進するため、エスプールグローカルのオンライン窓口システムを導入する。オンライン窓口では、専用オペレーターによるサポートをビデオ通話によって受けることができ、デジタル・ディバイド(インターネットやコンピューターなどを使える人と使えない人の間に生じる情報格差)の解消及び住民サービスの向上が期待される。
実証実験では、市役所本庁舎等にオンライン窓口が設置され、事前予約不要でマイナポイント申請支援やマイナンバーカードへの健康保険証、公金受取口座の紐づけ支援等を受けることができる。実証実験で得たデータをもとに、より利便性の高い行政サービスの提供を目指し、窓口業務のデジタル化を広げる。
また、オンライン窓口を活用した実証実験の受託は、全国で5事例目、愛知県内では初めてとなる。期間は2023年8月14日~2023年9月29日、知立市役所1階に設置。
《SI》
提供:フィスコ