オープンHが続急落、戸建関連事業の4~6月期増収率鈍化で懸念
オープンハウスグループ<3288>が続急落した。14日の取引終了後に発表した23年9月期第3四半期累計(22年10月~23年6月)の連結決算は、売上高が前年同期比17.7%増の7853億3000万円、営業利益が同15.3%増の968億900万円と増収増益となった。直近3カ月間の23年4~6月期でも前年同期比で売上と利益を伸ばしたが、前四半期(1~3月)の水準を下回った。主力の戸建関連事業の4~6月期の売上高(契約ベース)は前年同期比1.5%増と、伸び率は22年9月期第4四半期(17.3%)をピークに鈍化傾向にあり、今後の業況を懸念した投資家の売りが膨らんだようだ。
なお15日午前には、同業の三栄建築設計<3228>に関し、オープンHによる救済買収シナリオが急浮上していると一部で報じられている。
出所:MINKABU PRESS
なお15日午前には、同業の三栄建築設計<3228>に関し、オープンHによる救済買収シナリオが急浮上していると一部で報じられている。
出所:MINKABU PRESS