<注目銘柄>=キッツ、バルブ需要旺盛で業績は過去最高水準へ
キッツ<6498>の4ケタ大台割れ水準は拾い場と判断される。総合バルブの国内トップメーカーで、建築設備向けや半導体製造装置向けなど幅広い分野で需要を取り込んでいる。また、世界的に脱炭素に向けた取り組みが進むなか、航空機業界では再生航空燃料であるSAFに注目する動きが高まっているが、このSAF製造設備でも同社のバルブは高水準の引き合いがあり、新たな市場として今後の期待が大きい。業績も好調だ。23年12月期は売上高が前期比6%増の1690億円、営業利益は同17%増の129億円予想で、いずれも過去最高更新見通しにある。
PER9倍台と割安でPBRも0.9倍前後と1倍を下回っている。今期年間配当は前期比4円増配となる37円を計画しており、配当利回りは3.7%前後と高い。7月4日につけた年初来高値1118円を通過点に青空圏への飛翔が期待される。(桂)
出所:MINKABU PRESS
PER9倍台と割安でPBRも0.9倍前後と1倍を下回っている。今期年間配当は前期比4円増配となる37円を計画しており、配当利回りは3.7%前後と高い。7月4日につけた年初来高値1118円を通過点に青空圏への飛翔が期待される。(桂)
出所:MINKABU PRESS