RIZAPグループ---長期借入金および資本性劣後ローンによる成長投資資金の調達
RIZAPグループ<2928>は14日、長期借入金および資本性劣後ローンによる成長投資資金等の調達を発表。なお、本資本性劣後ローンは、元本の弁済期日の定めがないことなどから、国際会計基準(IFRS)における資本性金融商品に分類され、本資本性劣後ローンによる調達額は、同社連結財務諸表上、資本に計上されることになる。
同社グループでは、中期経営計画に基づき、chocoZAP事業の本格的な展開に向け、グループ内の経営資源の集中と成長投資の実行を進めている。chocoZAP事業のさらなる事業拡大に備えての成長投資資金の調達および安定的な財務基盤の構築を目的に、りそな銀行から長期借入金による資金調達を行った。加えて、機動的な成長資金の調達、資金調達策の多様化によるリスク分散、同社株式の希薄化を生じさせない財務体質改善施策の選択肢の一つとして、同社の代表取締役社長である瀬戸健の資産管理会社であるCBMから自己資金の同社への貸付の申し出があったため、同社の独立社外取締役から構成される特別委員会での審議および答申を踏まえ、機動的な資金調達策の選択肢の一つとして、本資本性劣後ローンによる資金調達の実行を決定した。
長期借入金の借入先はりそな銀行、借入金額 は12.5億円、借入期間は3年7ヶ月。本資本性劣後ローンの借入先はCBM、借入極度額は55億円、弁済期日は期限の定めなし。
《SI》
提供:フィスコ