IC---3Qは減収減益も長期ビジョンおよび中期経営計画を推進
IC<4769>は10日、2023年9月期第3四半期(22年10月-23年6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.2%減の63.59億円、営業利益が同28.5%減の4.01億円、経常利益が同26.9%減の4.52億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同34.7%減の2.98億円となった。
生活に多様なデジタルサービスが浸透し、ビッグデータ、AI、IoTを活用したデジタルトランスフォーメーションへの需要が高まり、EC、電子決済、リモートワーク環境整備などデジタルサービスへの社会的需要も増加している。このような状況下で、同社グループは未来の持続的成長を目指すため、長期ビジョン「VISION 2031」および2023年9月期をスタートとする3年間の中期経営計画「co-creation Value2025」を策定した。これにより、経営・事業環境の変化に適切に対応しながら、更なる成長を実現するための基盤を確立し、推進している。
2023年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.1%増の85.81億円、営業利益が同47.9%減の3.29億円、経常利益が同52.1%減の3.42億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同61.1%減の2.06億円とする期初計画を据え置いている。
《YI》
提供:フィスコ