ユミルリンク---2Qは増収・2ケタ増益、ストック型収益が増収を果たす
ユミルリンク<4372>は9日、2023年12月期第2四半期(23年1月-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比2.9%増の11.32億円、営業利益が同11.4%増の2.69億円、経常利益が同11.3%増の2.69億円、四半期純利益が同11.4%増の1.86億円となった。
Cuenote SaaSのサブスクリプション(サービス利用)売上並びにソフトウエア保守売上が含まれるストック型収益について、売上高は前年同期比2.9%増の11.07億円、当第2四半期末定期契約額は同10.8%減の1.90億円となった。エンタープライズ企業への導入が進んだことに加え、引き続き配信数を増加できた。
Cuenote SaaSの初期売上(初期利用登録、カスタマイズ、セキュリティ証明書などの取得代行) 並びにソフトウエアライセンス売上(オンプレミス)が含まれるスポット型収益について、売上高は前年同期比5.6%増の0.24億円で、SaaSの新規受注が堅調に推移した。
2023年12月期通期の業績予想については、売上高は前期比10.1%増の24.00億円、営業利益は同10.4%増の5.75億円、経常利益は同10.5%増の5.75億円、当期純利益は同10.3%増の3.96億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ